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『ガルパン』イベントにおける縁の下の力持ち! 井堀嘉延[大洗町回覧板 こちらガルパン出張所]

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『ガールズ&パンツァー』の舞台・大洗で、より作品を身近に感じている方々に、作品と出会ったきっかけやエピソード、作品への思いなどを聞いていく『大洗町めぐり~大洗の今、そしてこれから~』。第2回はイベントサポーターズKGOチーフ 井堀嘉延さんにお話を伺いました。

「あんこう祭で横断幕を押さえていたのがKGO参加のきっかけでした」

──井堀さんの所属されているKGO(『勝手にガルパン応援団』から改名)とは、具体的にどのような活動をされているのでしょうか?

「大洗でのガルパンイベントの助っ人部隊」と思っていただければ間違いないです。一口に『ガルパン』のイベントと言っても、町の主催、商工会の主催、商店街自体の主催と色々あります。そうなると必ず手が足りない部署や、手に負えない問題が出てくるんですよ。そんな時に常盤さんからの要請でお手伝いに行くのがイベンターであるKGOです。

──最初は何人で始めたのでしょう?

発足時は3人です。最初の仕事は「あんこう祭」での声優さんたちのセキュリティ……と言うとカッコイイですが、ステージの前でロープを持つ程度でした。でも今は人も増え、それに伴い仕事も多岐に渡るようになりました。「ミニミニホビーショー」の運営のお手伝いや、声優さんがトークショーをやる場合はスケジュールを把握し、セキュリティをホスト団体と協議したりします。

──イベントへの出動は基本的に常盤さんから指令されるのですか?

そうですね。まずは主催者から要請が入ります。まずそのイベント自体、僕らが出動すべきかどうかを常盤さんの会社であるOCM(大洗クリエイティブマネジメント)が判断します。場合によっては「これは商店街の方だけで頑張ってもらいましょう」という判断になる時もありますが、出動が決まればテントなどの手配、会場保守の管理、物販などを、これまで蓄えてきた知識を総動員して引き受けます。

──皆さんボランティアとして働かれているそうですね。

でも、まったくの未経験者を集めたわけではありません。自分の会社や自治会などで、以前そういうことを経験してきた人間を選んでいます。「うちの自治会でゲストを招いて開催したイベントはこうやってた」とか、そういう経験を持つ人ばかりが揃っています。中にはコミケの混雑対応スタッフを経験した人もいました。このようにKGOは何かしらの実務経験者の集まりなんです。さらにバンダイビジュアルさんの運営方法も見て、ご指導をいただきながら僕ら独自のシステムを作ってきました。特にプロデューサーの杉山(潔)さんからはマンツーマンで色々なことを教えていただいています。僕らがここまでイベントスタッフとして成長できたのは常盤さんの指導と杉山さんのアドバイスあってこそです。おかげで『ガルパン』のイベントで何か困ったことがあったら、OCMかKGOに相談すれば何とかしてくれる……という信頼は得たと思ってます。

──現在メンバーは何人いらっしゃるのでしょう?

13~15人で、さらに名古屋にいる知人が加わる予定です。ただ僕らが出動するイベントは年に10件くらいで、フルに参加する人もいれば1回しか参加しない人もいる。人それぞれですね。基本的にメンバーの募集はしていなくて、友人知人を辿って声をかけています。知り合いなら性格や得意分野が分かるし、連絡網を作りやすいので人事がしやすいんですよ。

──メンバーの配置も井堀さんが決めるのでしょうか?

そうです。キャストは出演するのか? 物販はあるのか? 会場はどこか? などの情報から仮の工程表を作って主催者側に確認してもらいます。それでOKをいただけたら、具体的な配置と作業内容を決めた工程表を組み直します。

──井堀さんがKGOに参加することになったきっかけは何だったのでしょう?

あんこうチームが初めて出演した2012年の「あんこう祭」がそもそものきっかけです。その時は友達と一緒にお客として見に行ったのですが、そこで僕らの共通の友人がKGOメンバーとして参加していたんですよ。先ほどお話ししたKGO発足メンバーの一人ですね。その時はまいわい市場前でキャストさんたちのトークショーがあって、その間にステージ後方の横断幕が倒れないように押さえてほしい……と頼まれたんです。これが僕のKGO初仕事でした。
その次のイベントには当日スタッフとして参加しましたが、その時は「撮影禁止」と書かれた札を持つくらいの仕事でした。やがて行事も増え色々なところからイベントの書類が届くようになるのですが、常盤さんも多忙なので対応しきれなくなってきたんです。そこで書類を元に自分なりに工程表を作ったんですよ。誰がどこにいて何時から何時まで働くのか……などを具体的に書いた表ですね。僕、普段は建設の仕事をしているので工程表を作るのは好きなんです(笑)。その表を作ることで主催者側と出演者側の流れや、時間配分も分かるようになりますからね。それがきっかけでKGOの活動に本格的に参加するようになり、イベント当日のスケジュール管理や工程表を任されるようになりました。

──ちなみに最初に行った「あんこう祭」ではキャストのどなたが目当てだったのでしょう?

あの時はまだ『ガルパン』のこともよく分かっていなくて、ただ「声優さんが5人も来る!」というので見に行っただけです。そんなイベント自体が茨城では珍しいことでしたから(笑)。

──『ガルパン』でお気に入りのキャラクターや戦車はありますか?

角谷杏と五十鈴華です。でもチームはうさぎさんチームが好きなんですよ。成長過程が分かり易いのが良いんです。ただ戦車はあまり詳しくないんですよ。でも自分はもともとプラモデルが趣味なので、チームや国籍関係なくカッコイイと思った戦車は作ります。どちらかというと飛行機派なのですが。好きな飛行機はB24という爆撃機です。あと僕も含めKGOにはあまりガチなアニメファンはいないんですよ。もちろん各自に好きなアニメ作品はありますが、イベントではスタッフとして割り切り、自分に与えられた仕事に徹することができるんです。そのスキルがメンバーとしての最低条件ですね。

──他にKGOのルールのようなものはあるのでしょうか?

「失敗も成功も共有しよう」は、テーマというか合言葉になっています。たとえば3人のチームが何かを成功させた場合、チームリーダーには「僕が頑張りました」ではなく「彼らが頑張りました」と言える人間を選んでいます。逆に失敗した時は全員で謝りに行くんですよ。それが暗黙の了解になっていますね。

──井堀さんからご覧になった近年の大洗の様子はいかがでしょう?

テレビシリーズの頃は同じ方が何度も訪れることが多かったのですが、『劇場版』が公開されてからは新規の方がけっこう増えました。そして『最終章』公開後はさらに頻繁に観光客の方が訪れるようになりました。最近よく「『ガルパン』でメジャーな場所ってどこですか?」と尋ねられるんですよ。映画公開でファンが増えたことと、TwitterなどのSNSの普及で大洗にも来やすくなったのだと思います。

──KGOの今後の活動予定についてお聞かせください。

ガルパンが続く限り組織としての活動は続きます。またKGOという組織はガルパンギャラリーさんと、まいわい市場さんの預かりという立場になっています。ガルパンギャラリーさんが関わっているイベントには必ず同行していて、たとえば栃木で毎年開催される「とちアニ!」の出張営業所には必ず僕たちがいます。一方のまいわい市場さんでは今、茨城の特産品で作ったおつまみを出し、80~90年代のポップスを流す「まいわいナイトフィーバー」というディスコイベントを企画中です。こちらは『ガルパン』とは関係ないイベントですが、興味のある方はぜひいらしてください。

──ファンへメッセージをお願いします。

大洗にはお爺ちゃんお婆ちゃんのいる実家に帰るような雰囲気があると思います。だから普段の生活にちょっと疲れた時、「田舎に帰ってみよう!」という気分で気兼ねなく来てほしいです。町の人達も色々なオモチャを用意して待っています。まだ大洗に来たことがない方はぜひ一度、既にいらっしゃった方ももう一度来てください。

──最後に次のインタビュー相手のご指名と、その方へのメッセージをお願いします。

大洗観光協会会長の大里明さんをご紹介します。イベントをお手伝いする立場の僕から、イベントを主催する側の一人である大里さんに繋げます。あとメッセージは「大里さん、僕らの手に負える範囲でこれからも頑張って行きましょう!」と、こんな感じでお願いします。

PROFILE

井堀嘉延(いほりよしのぶ)
4月27日生まれ、茨城県出身。大洗で催されるイベントのサポートチーム「KGO」のチーフ。普段は和風建築を専門とする建設自営業を営む。『ガルパン』以外で好きなアニメは『新機動戦記ガンダムW』、『マクロス ゼロ』、『マクロスF』など。現在お嫁さん募集中。

<上映情報>

ガールズ&パンツァー 最終章 第1話 
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<Blu-ray&DVD情報>

ガールズ&パンツァー 最終章 第1話
2018年3月23日発売
Blu-ray特装限定版:¥7,800(税抜)/ DVD:¥5,800(税抜)

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