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10周年を記念して豪華3アイテム同時発売!『機動戦士ガンダム00』黒田洋介インタビュー

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ガンダムによる全戦争行為への武力介入を開始する――。2007年放送のファーストシーズンから10周年を記念して、『機動戦士ガンダム00』豪華3アイテムが同時発売! そこで今回は、シリーズ構成・脚本を担当した黒田洋介さんを直撃。劇場版を制作するまでの大ヒット作品の裏側を伺ったスペシャルインタビューの模様をお届けする。

ガンダムはやはりすごいコンテンツなのだと、改めて感じている次第です

──『ガンダム00』が10周年を迎えました。今のお気持ちをお聞かせください。

黒田時が経つのは早いと、感慨に耽っています。実は10年前、主演の宮野真守さんに《今後10年は、刹那・F・セイエイを演じることになると思うので、覚悟しておいてください》と言ったんですよ。10年じゃきかなかったですね(笑)。ガンダムはやはりすごいコンテンツなのだと、改めて感じている次第です。

──『ガンダム00』は西暦が舞台で、我々の世界と地続きな世界情勢や社会であるという設定でした。企画の立ち上げ時に、水島精二監督とどのようなお話しをされて世界観やキャラクターを構築されていったのでしょうか。

黒田水島監督から、《今と地続きの時代で物語を作りたい》というオーダーを受けて、《西暦》という形を取りました。それは多分、視聴者の皆様に、この物語をリアリティをもって受け止めて欲しいという、監督の強い想いがあったからだと思います。それを受けて僕は、シナリオを書く前に世界情勢や経済、民族紛争、軍事関連の書籍等を、時間のある限り読み続けました。ガンダムのおかげで少しだけ賢くなれたと思います(笑)。

──シナリオを手がけるうえで、苦労された点をお聞かせください。

黒田多様性というか……一つの事件に、ソレスタル・ビーイング、3大国家群、アザディスタン側、沙慈たち一般人等、様々な目線で捉え、それらをつなげていく作業は、中々に大変でした。特にファーストシーズン4話『対外折衝』は苦労しましたね。

最初にその台詞を脚本にして提出したとき、
スタッフ全員がキョトンとしてたことを今でも思い出します(笑)

──刹那の「俺がガンダムだ」であったり、『ガンダム00』では印象的なセリフがいくつもありました。こういったセリフはどのように生まれてきたのでしょうか。

黒田僕がガンダム作品にかかわることになったら《俺がガンダムだ》というセリフを言う主人公にしようと、かなり前から決めていたんです。最初にその台詞を脚本にして提出したとき、スタッフ全員がキョトンとしてたことを今でも思い出します(笑)。特徴的(印象的)なセリフが多いのは、登場人物が多い群像劇なので、一発でキャラがわかってもらえるよう創意工夫した結果です。少しトンガリすぎたキャラもいましたが(笑)。

──『ガンダム00』は群像劇になっていますが、やはり主人公は4人のガンダムマイスターであると思います。彼らは、スタッフ間でのやり取りや黒田さんの中でどのように生まれてきたのでしょうか。

黒田刹那は水島監督が《少年兵》にしたいという想いと、僕の《ガンダム崇拝者》にしたいという想いを合体させて生まれました。ロックオンはチームの兄貴分、双子の弟がいるという設定も最初から決めてましたね。アレルヤはガンダム世界でいう強化人間、そこに解離性同一性障害という設定を加えました。一人の人間の中で善悪を論じたいと考えたからです。ティエリアはイオリア計画を知っている物語のキーパーソン――浮世離れした感じが欲しくて、デザインした高河ゆん先生に《最高の美形にして欲しい》と頼んだ記憶があります。

最終回で死ぬ予定だったキャラが、劇場版決定により生かされたんです

──ファーストシーズンから半年の期間を空けてセカンドシーズンが始まりました。セカンドシーズンは4年後が舞台でしたが、どのように設定を構築されていったのでしょうか。もしくは苦労されたところなどがございましたらお聞かせください。

黒田ソレスタル・ビーイングによって世界が変わり、生まれ変わった世界で新たな物語が始まるという構成は始めから決めていました。セカンドシーズンを4年後にしたのは、刹那が大人になる時間が欲しいのと、いくら建造していたとはいえ、新型MS(ダブルオー)の運用には、最低そのくらいの時間を置かないと……と考えてのことです。

──TVシリーズの好評を受けて、『ガンダム00』は劇場版も制作されました。物語としてはTVシリーズで一区切りついた形になっていたかと思われますが、そこからどのようにして新たな展開を生みだされていったのでしょうか。劇場作品としてまとめるご苦労などがございましたらお聞かせください。

黒田実は、セカンドシーズンの制作途中で劇場版の話を受けたんです。劇場版の構想を監督と練りながら、テレビシリーズの最終回を決め込んで行った感じですね。誰とは言いませんが、最終回で死ぬ予定だったキャラが2人ほどいました。彼等は劇場版決定により生かされたんです(笑)。

──最後に、2/23(金)に10周年を記念して発売されるBlu-ray BOXを購入される方、4/14(土)開催の10周年記念イベントに参加される方に向けてメッセージをお願いします。

黒田10周年記念イベントで行われるリーディングライブは、劇場版の続き……新たなガンダム・マイスターたちの物語が描かれます。今まで応援してきてくれたファンの皆様に喜んでもらえるよう、水島監督と共に精一杯考えて作りました。そのためにも、Blu-ray BOXを買って、予習しておいてください(笑)。

PROFILE

黒田洋介(くろだようすけ)
脚本家、小説家。スタジオオルフェ所属。アニメーション作品のシリーズ構成、脚本だけでなく漫画原作、ゲーム、小説など多方面で活躍。主な作品は『無限のリヴァイアス』『ガンダムビルドファイターズ』シリーズほか多数。

<Blu-ray発売情報>

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