インタビュー

kuziramain2
  • インタビュー
  • |
  • クジラの子らは砂上に歌う
  • ココだけ

豪華スタッフにより紡がれる、鮮烈の群像ハイ・ファンタジー!『クジラの子らは砂上に歌う』花江夏樹×石見舞菜香スペシャル対談全文掲載

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日本のみならず、海外でも人気を博す梅田阿比のファンタジーコミック『クジラの子らは砂上に歌う』のアニメ版が、いよいよ10月8日(日)よりTOKYO MX他にて放送スタート! そこで今回は、主人公の少年・チャクロを演じる花江夏樹さんと、謎の少女・リコスを演じる石見舞菜香さんに、ご自身が演じるキャラクターの印象や作品の魅力などを伺った。

僕は演じながらも「チャクロ、頑張れ」って応援したくなります

──お二人はオーディションで『クジラ』への参加が決まったそうですね。

花江そうですね、オーディションでした。

石見スタジオでのオーディションだったんですけど、花江さんとご一緒したのを覚えています。

左から石見舞菜香さん、花江夏樹さん

──『クジラ』の原作にはどのような感想を抱きましたか?

花江世界観も設定も魅力的で…原作を読み始めたときは難しいと思う部分もありましたが、2巻を超えたあたりから急激に物語が広がっていく感覚があって、面白くなっていきましたね。オーディションを受ける前に読んだのですが、これはきちんと細部まで読み込まないと混乱してしまうだろうなとも思いました。

──キャラの性格だけではなく、内容もしっかり理解していないと、ということですね。

花江はい。

──石見さんはいかがですか?

石見『クジラ』は、これまで自分が読んでいたマンガとは違う、独特なテイストの絵だなとまず思いました。でも花江さんと同じく、読み進めていくうちに物語に入り込んでしまいました。

──お二人が演じているキャラクターについてお伺いしますが、花江さんはチャクロに関してどのようなイメージを持っていますか?

花江見た目も可愛くて、最初は子供っぽいんですけど、“泥クジラ”に襲いかかる事態を受けて、急激なスピードで大人びていった感覚はありました。ただ元々、芯は強い子だと思います。リコスにも仲間に対しても、常に思いやりがあって。そういう姿を見ていると、僕は演じながらも「チャクロ、頑張れ」って応援したくなります。

──石見さんから見た、チャクロというキャラクターはいかがですか。

石見チャクロは優しくて、いつも一生懸命な印象です。自分はどうしたいか、みたいなところの強さも感じられて、それがすごくかっこいいと思います。

原作の中で、リコスが感情のない状態でも涙を流すシーンがあるのですが、
そういうにじみ出る優しさは大事にしています

── 一方、石見さんが演じられたリコスですが、彼女自体は“アパトイア(感情の無い兵士)”であり、当初は感情表現が希薄なキャラクターです。

石見「リコスは難しい役です」と、イシグロ(キョウヘイ)監督からも言われていました。リコスが各場面でどのくらい感情を出しているのかは、今も悩みながら演じているところです。ただ、原作の中で、リコスが感情のない状態でも涙を流すシーンがあるのですが、そういうにじみ出る優しさは大事にしています。チャクロもそうですが、リコスも芯の強い部分があると思うので。

──お二人とも、原作者の梅田(阿比)先生にもお会いしたそうですが、どのようなお話をされたんですか?

花江先生には、「(僕の演じる)チャクロ、どうですか?」と(笑)。

──率直に(笑)。

花江はい。「いいと思います」と言ってくださったので(笑)、それを信じて。あとはどういう風に物語を考えているのかとか、どういう気持ちで描いているのか、といった話を、少しの時間ですがさせてもらいました。

──そのことで何か発見できたことはありますか?

花江そうですね…キレイにセリフを言うよりも、気持ちをのせることが大事な作品だなと思いましたね。それは原作からも感じていたのですが、先生と話したことによって、その想いがより強くなりました。

──石見さんはいかがでしたか?

石見第一話のアフレコのときにお話をさせて頂いたのですが、先生はオーディションの時から「リコスにぴったりだ」と言ってくださっていて。私は不安の方が強かったので、現場でより気が引き締まりました。

──イシグロ監督からも「難しい役だよ」と伝えられたとのことですが、アフレコ現場ではどのようなディレクションを受けたのでしょうか?

石見やっぱり感情を出し過ぎてしまって、「もうちょっと抑えて」という指示を頂いたりはしました。そのバランスは難しいです。

チャクロが着けるゴーグルみたいなメカニカルなものが好きなので、工房で実際に作ってみたい

──『クジラ』における、アフレコ現場の雰囲気はいかがですか? 石見さんは主要キャラクターを演じられるということで、緊張もあったと思いますが。

花江ああ、石見さんは緊張してるよね〜! ものすごく伝わる(笑)。

石見すごく(緊張)しちゃってます。

──アフレコも中盤を過ぎているとのことですが、緊張は変わりませんか?

石見変わらないです、やっぱり。変に緊張しないようにしたいんですけど、どうしたらいいですか?(笑)

花江確かに緊張するのは悪いことじゃないけど、休憩中ぐらいはリラックスしても良いんじゃない?

石見休憩中、ずっと普通のつもりなんですけど。そうでもないですか…?

──そんな石見さんを見て、花江さんは新人だった頃を思い出したりしますか?

花江それはありますね。僕も昔は緊張し過ぎていました。もちろん今も緊張はするのですが、現場には徐々に慣れていきますからね。とくに大きいのは、後輩が出てきたときに、自ずと「しっかりしなきゃ」って気持ちになる。

石見なるほど!

花江だから、今は適度であれば別に緊張していてもいいかなと思います。

──ハードな面もある『クジラ』ですが、シリアスな空気というわけでもないのでしょうか。

花江いや、現場としては楽しいよね?(笑)

石見はい(笑)。

花江もちろん、本番が始まったらパッと雰囲気は変わりますけど、年代が近いキャストが多くて、みんなでわいわい喋ったり、ご飯に行ったりしていますね。とくにキャスト陣もみんな原作が好きなので、よく物語についても話しています。

もちろん絵もキレイなのですが、音楽もすごく美しい作品です

──お二方、演じられているキャラクター以外に、お気に入りのキャラクターはいますか?

石見スオウさんが好きです。ちょっとダメな部分もあってすごくカワイイじゃないですか(笑)。

花江僕はキャラクターとしてはギンシュが好きですね。お姉さんタイプなんですけど、少し抜けているところもあって。頼り甲斐があるんだけどカワイイ。

──物語の舞台となっているのは、巨大な漂泊船“泥クジラ”ですが、仮にお二人が“泥クジラ”に辿り着いたら、何をしたいですか?

花江僕は工房で働きたいですね。チャクロが着けるゴーグルみたいなメカニカルなものが好きなので、工房で実際に作ってみたい。他にも武器とか、自分で作ってそれを使って冒険するのに憧れます。“体内モグラ”で悪さしちゃうのもいいかな(笑)。

石見(笑)。私はスナモドリを体験したいです。年に1度だけ、砂を掛け合う儀式。実際に参加したら髪の毛に砂が混じってずっとジャリジャリしてそうですけど(笑)。そういう、泥クジラならではの行事には心惹かれます。

──現在はアフレコ進行中かと思いますが、PVもすでに公開されています。実際に動くチャクロやリコスたちを見て、どのような感想を抱きましたか?

花江めちゃくちゃキレイで驚きました。

石見感動しました。

花江キャラクターがすごくイキイキとしているのはもちろん、原作のあの美しい背景がどうなるのか気になっていたのですが、それも独特な感じで表現されていて。

石見手描き感が素敵です。

花江そう。しかも、竹がスパって切れたところの断面も何かリアルで。ああいう部分もすごくいいですね。

石見壮大で、劇場作品のような迫力がありました。

──なるほど。では最後に、読者の方々にこの作品の見どころを伝えて頂ければと。

花江この不思議な世界観の中で、人の気持ちの変化や、心の揺れ動きが繊細に描かれている作品です。観ている人にとっても、チャクロやその仲間たちの生き様が、何らかの変化をもたらすような作品になったらいいなと思っています。

石見もちろん絵もキレイなのですが、音楽もすごく美しい作品です。声がついてキャラクターが動いて、音楽が鳴っていて。そのすべてを楽しんでもらえれば嬉しいです。

の付いたインタビューはV-STORAGE online限定の記事です。

PROFILE

花江夏樹(はなえなつき)
アクロスエンタテインメント所属。出演作に『東京喰種トーキョーグール』金木 研役、『Fate/Apocrypha』ジーク役、『四月は君の嘘』有馬公生役などがある。

PROFILE

石見舞菜香(いわみまなか)
プロ・フィット所属。2016年から活動を開始。出演作に『ゲーマーズ!』星ノ守千秋役、『URAHARA』綿紬ことこ役などがある。

<放送・配信情報>

■TOKYO MX:10月8日より毎週日曜23時〜放送開始
■KBS京都:10月8日より毎週日曜23時30分〜放送開始
■サンテレビ:10月8日より毎週日曜25時〜放送開始
■BS11:10月10日より毎週火曜24時30分〜放送開始
■Netflix:10月8日より日本配信開始
※放送・配信日時は変更になる場合があります。

<Blu-ray BOX&DVD-BOX発売情報>
クジラの子らは砂上に歌う Blu-ray BOX&DVD-BOX上巻
2018年1月26日発売
Blu-ray BOX特装限定版:¥18,000(税抜)
DVD-BOX特装限定版:¥16,000(税抜)
※Blu-ray BOX&DVD-BOX下巻<最終巻>は2018年3月23日発売

クジラの子らは砂上に歌う 公式サイト

続きを読む

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こちらの記事もいかがですか?

「クジラの子らは砂上に歌う」関連記事一覧

もっと見る

その他おすすめの注目記事

ARCHIVE