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ベリアルの息子・ジードの活躍を描くTVシリーズ最新作!『ウルトラマンジード』濱田龍臣インタビュー

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主人公がシリーズ屈指の人気悪役「ウルトラマンベリアル」の息子というショッキングな設定に加え、人気ヒーロー「ウルトラマンゼロ」が主人公の師匠として登場するなど、大きな注目を集めるウルトラマンTVシリーズ最新作『ウルトラマンジード』。過酷な運命に立ち向かう主人公の青年・朝倉リクを演じるのは、人気俳優の濱田龍臣さん。そこで今回は、演じることが楽しみだと語る濱田さんに作品の見どころなどを伺った。

変身シーンは自分にとって一番の見せ場でもあり、
顔がアップになる撮影も多いので、緊張してドキドキしましたね

──ウルトラマンシリーズの主役を演じるにあたって、どのような心境でしょうか?

濱田『ウルトラマンゼロ THE MOVIE超決戦! ベリアル銀河帝国』では、ウルトラマンゼロである兄を支える立場だったので、少し傍観者的なところもありましたが、今回は自分が変身し周囲に支えられる側に立ち、その力でみんなを守るという逆の立場になりました。主役に決まってからプレッシャーや不安もありましたが、演じることがとても楽しみでした。自分にとって一番の見せ場でもあり、顔がアップになる撮影も多いので、変身シーンはとても緊張してドキドキしましたね。そして、僕が演じる朝倉リクというキャラクターは、普段ポジティブなんですが、たまにブラックというかネガティブな部分が垣間見えることがあるんです。リクの、悪のウルトラマン“ウルトラマンベリアル”(以下:ベリアル)の息子であることの葛藤などもこれからの展開の中で出せればと思っています。

──お話に出た通り、ウルトラマンジード(以下:ジード)はベリアルの息子という設定ですが、それを聞かれていかがでしたか?

濱田驚きました。それを聞いて、最初は「ベリアルは奇抜過ぎなんじゃないか?」とも思ってしまいました(笑)。

──ウルトラマンジードの姿(デザイン)を見られた時の感想をお聞かせください。

濱田すごく格好良いなと思いました。これまでのウルトラマンシリーズの中で見ても特徴的な姿だし、目はベリアルの形でありながら青い(笑)。基本にベリアルがあるのに、尖りすぎず、どこか柔らかさを感じる部分もありますよね。それが、“ウルトラマンなんだけどちょっとベリアル”的なバランスの良さになっていて魅力的ですね。これに自分が変身するのかと想像したときには、思わずニヤニヤしてしまいました(笑)。

ジードが一体何者なのかという疑問を持ちつつ、
ゼロとの関係がどうなっていくのか期待をして欲しい

──坂本浩一監督とはどんなやり取りをされましたか?

濱田鳥羽ライハ役の山本千尋さんもおられるので、僕はまだ本格的なアクションシーンはないんですが、坂本監督自らアクション指導してくださいました。「こんな感じで戦ってくれると良いな」といった具合に、実演して細かく動きを教えてくださり、ディスカッションのやり取りでも、僕の意見を取り入れてくださることもありました。クランクイン前には、メインキャストの皆さんとのアクション練習もしているので、その成果が出ていればいいなと思っています。

──撮影を進められていく中で、苦労されていることはありますか?

濱田合成シーンは大変ですね。インナースペースでウルトラマンジードと動きをシンクロさせないといけないので、合成用のグリーンバック撮影では思わず背筋が伸びますね。

<h6──ウルトラマンゼロとの再共演はいかがですか?

濱田ウルトラマンゼロは第3話から登場するのですが、ジードが一体何者なのかという疑問を持ちつつ、二人の関係がどうなっていくのか期待をして欲しいですね。ウルトラマンゼロでもある伊賀栗レイトさんは冴えないサラリーマンという設定で、憑依しているゼロとは正反対のキャラクターなんです。ゼロが出たり入ったりしてややこしいんですけれど、それが面白いんですよ。撮影現場では、それを見て笑いをこらえるのが大変でした(笑)。サラリーマンがウルトラマンに変身するという面白さもあるので、ぜひ楽しんでみて欲しいですね。

──最初に観たウルトラマンシリーズは何ですか?

濱田『ウルトラマンネクサス』ですね、そのあとの『ウルトラマンマックス』『ウルトラマンメビウス』も見ています。DVDで『ウルトラマンコスモス』もよく観ていました。

──ウルトラマンシリーズの中で一番好きなウルトラマンを教えてください。

濱田ウルトラマンジャスティスが大好きなんです! なので、登場する映画『劇場版 ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』は何回も繰り返し観ていました。最初は敵として現れたジャスティスが、最後にはコスモスと一体化するところがすごく格好良いなと思ったんです。

悪のウルトラマンであるベリアルの息子という特徴を持った朝倉リクの、
ヒーローとして揺れ動く心情も観てもらいたい

──「ジーっとしてても、ドーにもならねぇ!」という印象的なセリフがありますね?

濱田最初にこのセリフを聞いた時には「なるほど! それでジードか!」と納得してしまいました(笑)。元気の出て来るセリフで「やる時は、やるんだぞ!」といったイメージで演じています。

──ご自身は「ジーっとしてても、ドーにもならねぇ!」というような経験はありますか?

濱田友達と遊んだり話をしているときなどに、たまに思うことはありますが、普段の生活ではさすがにそんなに切羽詰った様なことはないですね(笑)。

──半世紀以上の歴史を誇るシリーズの最新作。どのような点に注目して欲しいですか?

濱田戦うシーンはもちろんですが、その奥に描かれるキャラクターたちのバックボーンにも注目してもらいたいです。それぞれのキャラクターに過去があって、話が進むうちに様々なドラマが展開していきます。悪のウルトラマンであるベリアルの息子という大きな特徴を持ったキャラクター・朝倉リクの、ヒーローとして揺れ動く心情も観てもらいたいです。ベリアルの息子であるジードと、ウルトラセブンの息子であるゼロ、二世ウルトラマン同士が絡む、新しい歴史を刻むウルトラマンとなるので、ぜひご覧ください!

PROFILE

濱田龍臣(はまだたつおみ)
2000年8月27日生まれ。大河ドラマ『龍馬伝』で坂本龍馬の幼少役や実写版『怪物くん』で市川ヒロシ役を好演。9歳の時、映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE超決戦! ベリアル銀河帝国』のナオ役を演じ、7年後に『ウルトラマンジード』の主役に抜擢された。


<放送情報>
2017年7月8日より毎週土曜朝9時〜テレビ東京系にて放送開始!


<Blu-ray&DVD発売情報>
劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!
2017年7月28日発売
Blu-ray メモリアルBOX(初回限定生産):¥6,800(税抜)
Blu-ray:¥4,800(税抜)
DVD:¥3,800(税抜)


ウルトラファイトオーブ 親子の力、おかりします!
2017年12月22日発売
DVD:¥1,800(税抜)

ウルトラマンジード 公式サイト

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