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東西に分裂したロンドンで繰り広げられる少女たちのスパイアクション!『プリンセス・プリンシパル』キャスト座談会全文掲載

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監督:橘正紀×シリーズ構成・脚本:大河内一楼×キャラクター原案:黒星紅白×音楽:梶浦由記といった実力派スタッフが集結した完全オリジナルTVアニメーション『プリンセス・プリンシパル』は、女子高校生を隠れ蓑に、スパイとして活動する5人の少女たちの活躍を描くアクションアニメ! これまでベールに包まれていた本作が、ついに昨日第1話が放送となり注目を集めています。そこで今回は、表と裏2つの顔を持つ少女たちを演じるメインキャスト陣を直撃! 殺伐とした世界観とは裏腹に、縦横無尽に動き回る可愛らしいキャラクターたちの魅力を、メインキャストの皆さんに伺いました。

19世紀末のロンドンという舞台設定や衣装に音楽、世界観が全てお洒落です[今村]

──まずは作品の印象について教えてください。

今村オーディションで冒頭の脚本を読ませて頂いた時に、すごく面白くて、それ以降の話がとても気になりました。19世紀末のロンドンという舞台設定や衣装に音楽、世界観が全てお洒落なので幅広い層に観て欲しい作品です。

関根私も脚本を読ませて頂きましたが、プリンセスは目的がまだわからない謎めいた役でした。スパイの服装を見ても顔が隠れているし、そういうミステリアスな部分を自分の中で追求していかなければいけないキャラクターだなと思いました。可愛い女の子がたくさん登場しますが、世界観は殺伐としていて…。そこをどうお伝えてしていけばいいか悩むところですが、みんなで力を合わせて作り上げていきたいと思っています。

大地濃密なシナリオや作品に込められているメッセージ性などを含めて、この作品にもし関わることができたら、大きなターニングポイントになるんじゃないかと思って、オーディションの時はめちゃくちゃ気合いを入れました。これからみんなで作品を作りあげていくのがすごく楽しみです。あとは、自分のファッションの趣味にドンピシャだなと思いました(笑)。この作品だったら私の趣味の服を着てもいいかなと(笑)。

影山とてもファンタジックで、19世紀末のレトロな街並みなど作り込まれた世界観にワクワクさせられ、ストーリーも謎が多く、この先どうなるんだろうと気になりました。ベアトリスはプリンセスのためなら全てを投げ出せるくらい彼女のことが大好きで、とても純粋で自分の感情のままストレートに行動する、あまりスパイらしくないキャラクターです。ベアトリスがスパイとしてどう成長していくのか、彼女と一緒に楽しみながら作品を作っていければと思っています。

古木映像を初めて観た時に「格好良い」と心が躍りました。オーディションの時には想像できていなかった部分が映像になって、みんなのお芝居を聞いて、これは面白いものになると実感しました。今は作品に関わることができる喜びを噛み締めています。あと、アクションシーンがすごく格好良くて、今後はスパイ同士の探り合いや心情を吐露する場面などもあったりするのかなと、今からドキドキしています。

左から、今村彩夏さん、関根明良さん、影山灯さん、古木のぞみさん、大地葉さん

アンジェは可愛らしい部分とキリッと格好良い部分の両方があって、すごく好きなキャラクター[今村]

──今村さんにお伺いします。ご自身が演じるアンジェの印象などを教えてください。

今村見た目は自分の好きなタイプです。ただ、アンジェのように無口でクールなキャラクターは今まで演じたことがなかったので、オーディションで何役か受けさせて頂いた中では、一番自分には合わない役かなと思っていました。ですが、橘(正紀)監督からアンジェについて直接お話を聞かせて頂き、彼女は本当の自分を隠すためにわざと嘘をついて演じていると知り、少し私と似ている部分があるのかなと(笑)。無愛想の中にどれだけ感情を込めるのか、嘘っぽく言うのか、それとも本当に嘘には聞こえないように言うのかなど、アフレコでは試行錯誤しながら演じていたので、難しい面もありましたが、とてもやりがいがありました。アンジェは可愛らしい部分とキリッと格好良い部分の両方があって、すごく好きなキャラクターです。

──みなさんのアンジェの印象はいかがですか?

関根プリンセスを通しての目線になりますが、彼女の目的にアンジェはとても大きく関わってくるキャラクターなので、見ていて本当に可愛いなと思っています。

大地ドロシーにとっては相棒的な存在です。あまり多くを語らなくてもわかり合えるというか、心で通じ合っているなと。それは第1話のアフレコの時から感じていました。アンジェは感情をあまり表情に出すタイプではないですが、「私はわかっているよ」という気持ちがドロシーから伝わってくるんです。二人には本当にバディ感があって、この先の展開がとても楽しみです。

影山ベアトリスはやっぱり姫様(プリンセス)が一番というのがあって…(笑)。最初は姫様に危害を加えないか、アンジェのことをすごく警戒していたと思うんです。でも、警戒が解けてからは多分もっと仲良くなりたいと思っているんじゃないかな。ベアトリスはアンジェに対して、「どんなことを考えているのか読めない人」という印象を持っていると思います。

古木アンジェの眼鏡姿が可愛くて最高です(笑)。スパイモードと学校生活モードとのギャップ感はもちろん、その両方を楽しめるお得感があって、「アンジェいいな♥」と思っています。今後仲良くなれたら嬉しいです(笑)。

庶民である私はどうしてもプリンセスとしての“ロイヤル感”が抜けがちで(笑)[関根]

──関根さんにお伺いします。ご自身が演じるプリンセスの印象などを教えてください。

関根監督からプリンセスは一番正体がわからない人と3回くらい言われました(笑)。少し天然な部分もあって、どこまでが本当の天然で、どこからが計算した天然の演技なのか、私自身まだ掴み切れていない部分もあり、みんなに嘘をついているような罪悪感があります(笑)。でも、アンジェの前では少しだけ素直になれている気がしますね。庶民である私はどうしてもプリンセスとしての“ロイヤル感”が抜けがちで(笑)。キャラクター的にはワガママなことも言ったりするので、感じの悪い嫌味な女の子にならないよう気を付けつつ、アンジェにどう無理強いをするか(笑)。そこがポイントになるキャラクターだなと思います。

──みなさんのプリンセスの印象はいかがですか?

今村アンジェにとっては本当に大切な人なので、すごく輝いているなと。全て計算のように見えるし、天然のようにも見える。それでいて本音の部分もある。すごく分かりにくい女の子だけど、アンジェにとってはとても大事な人。この人になら嘘をつかれてもいいかなって思えるくらい、カリスマ性のあるキャラクターだと思います。

大地関根さんに“ロイヤル感”が欠けているとはとても思えなくて。話し方を聞いた時に、ピッタリだなと思いました。この人プリンセスだわって(笑)。キャラクター的に言うと、プリンセスは本心をなかなか見せないので、演じるのがすごく難しそうだなと思いました。

影山ベアトリスにとってプリンセスは自分を救ってくれた存在で、今の自分があるのはプリンセスのおかげだと思っています。だから、プリンセスのために生きるっていう想いが強いので、謎が多くても、難しい話をされてもそこに不信感はなくて、全幅の信頼を置いているんだと思います。言葉では言い尽くせないくらい大好きな存在で、守りたい存在。ベアトリスとしてはプリンセスを守りたいと思っていますが、どちらかというとプリンセスがベアトリスを守ってくれているんじゃないかなと思っています。

古木この役は私には絶対にできないなって。隠している部分と本音の部分の判断や、演じ分けが本当に難しそうで、私の役がプリンセスじゃなくてよかったと思いました(笑)。

ドロシーは色仕掛けを得意としているくせに実は純情で、可愛らしいギャップのあるキャラクター[大地]

──大地さんにお伺いします。ご自身が演じるドロシーの印象などを教えてください。

大地一番年上で大人な目線で冷静に物事を見られる人。でも、ただ冷静なだけではなくて、色仕掛けを得意としているくせに実は純情で、可愛らしいギャップのあるキャラクターですね。オーディションの時に酒を飲んだふりをして色仕掛けをしていくというシーンがあって(笑)。セクシーだけど可愛いというギャップのあるキャラクターを演じた経験があまりなかったので、「果たして自分の中にその引き出しがあるのかな?」と思いました。オーディションではアンジェとドロシーを受けさせて頂いたのですが、今まで演じてきたキャラクターの方向性としては、どちらかというとアンジェの方が近いなと感じていたので、まさかドロシーに選んで頂けるとは思っていませんでした。視聴者の方に、「この子、意外と可愛いところもあるんだな」と思われるように考えながら演じるのがとても楽しいです。

──みなさんのドロシーの印象はいかがですか?

今村アンジェにとっては頼れる相棒です。ドロシーが絶対にフォローをしてくれるという安心感があるから、平気で冗談のような嘘も言える関係なんだと思います。一緒に行動している時に、アンジェはよく無茶なことをするのですが、それができるのもドロシーというしっかりした人がいるから。あまり態度に出さないけれど、心の底ではドロシーのことを信頼しているんだなと感じます。年上だから年齢的にも実は高校生ではないのですが、学生生活をちゃんと楽しんでいて、一番高校生に見える気がします。仕事は仕事、遊びは遊びと、オンとオフを使い分けられる大人な人だなと思います。

関根プリンセスからすると実は一番迷惑をかけてしまっている人なんじゃないかな(笑)。仕事の時は姉御肌だけど、可愛いところもあって、でも、みんなをフォローしてくれる頼れる存在。私が男性ならば、一番狙いたいキャラクターではありますね(笑)。あのキリッとした顔が照れるところが本当に可愛いです。

影山色っぽいですよね(笑)。この中でも断トツで見た目が大人っぽいので、私には演じることはできないなと。頼れるリーダーで一番の常識人、ふざけていてもちゃんと突っ込んでくれるし、ミッションで無理があっても何とかしてくれる頼れるお姉さん。きちんと軌道修正してくれる、なくてはならない存在だなと思います。

古木その見た目からは想像できないほど乙女感が強くて、お姉さんっぽい印象に騙されました(笑)。今のところ、ちせはドロシーとのシーンが多いように感じるので、個人的にはいいコンビになっていければなと思っています。

ベアトリスは頑張り屋さんで、実は苦労もしていて、純粋で一途でちょっと頑固なところも可愛い[影山]

──影山さんにお伺いします。ご自身が演じるベアトリスの印象などを教えてください。

影山最初に絵を見た時に「可愛い〜、こういう役やりたい!」と思いました。小さくて女の子らしいけど頑張り屋さんで、実は苦労もしていて、純粋で一途でちょっと頑固なところも可愛らしいです。本当にこういう役をやりたいと思っていたので、決まった時はすごく嬉しくて。アフレコの時はもちろん、普段の生活の時も姫様のことで頭をいっぱいにしようかなと思っています(笑)。

──みなさんのベアトリスの印象はいかがですか?

今村プリンセスを巡ってはライバルになりますね。でも、好きのベクトルがちょっと違うからね。(睨む影山さんを見て)睨まないで(笑)。見た目が可愛らしいので、私の中では妹にしたいキャラクターのナンバーワンです。小動物感があって、小さいのに一生懸命なところが本当に可愛い。仲良くなれる日がくるのか一抹の不安はありますが…(笑)。

関根とにかく純粋な女の子というイメージです。正体不明のプリンセスからしたら、穢(けが)してはいけない聖域のような存在(笑)。アンジェとベアトリスが会話するところを想像して、愛でていきたいと思います(笑)。

大地このアニメがスパイ作品であるということを忘れさせてくれる癒しキャラです。視聴者の方は「こんなに可愛い子が、どうしてスパイをやっているの?」と気になるところだと思いますが、それは今後の展開で明かされていくはずなので、そこも楽しみにして頂ければと思います。

古木キャラクターを見た時に、頭のお団子の部分をフニフニしたいなと思いました。思わず「フニ〜!」としたくなるような小動物感が堪りませんね(笑)。ただ可愛いだけではなくて、メカに強いというギャップも面白いなと思いました。

性格は一本気で、自分が思っていたよりもストイックな感じの女の子なんだなと思います[古木]

──古木さんにお伺いします。ご自身が演じるちせの印象などを教えてください。

古木監督からは筋肉バカだけど、性格は一本気というような説明を受けたので、自分が思っていたよりもストイックな感じの女の子なんだなと思います。そういった真っ直ぐ過ぎる性格から生じる、みんなと噛み合わない空気感というか、ギャグ要素もきちんと表現していけるように頑張っていきたいです。こういう真っ直ぐなタイプの子は嫌いではないので、どこか子供の成長を見守る母親のような目線で、ちせのことを見ています。ちせの可愛らしさ、格好良さを表現していければと思っています。

──みなさんのちせの印象はいかがですか?

今村麻呂眉など見た目はもちろん、忍者と侍という両方のテイストが盛り込まれていて、和の感じがすごく可愛いです。ちせとアンジェは仲良くなれそうな気がしています。

関根男気があって「〜じゃ」っていう語尾も本当に可愛くて、ビジュアルからも真っ直ぐな性格というのが伝わってくるキャラクターです。プリンセスと二人で一緒にいたら腹の探り合いばかりで、会話になるのかなという気もしますが、今後仲良くなれたらなと思っています。

大地ちせとは第1話から会話するシーンが多くて、お互いの嘘を牽制し合うような大人な会話もしているので、今後二人は良き関係になれるような気がしています。誰かのギャグに対し、ちせが真っ直ぐなことを返して変な空気になった時のツッコミ役って絶対にドロシーだと思っているので…(笑)。素晴らしいツッコミを入れられるよう、今から練習しておきます(笑)。

影山物語の舞台がロンドンという世界観の中で、純和風なテイストがいいスパイスになっていると思います。見た目はロリっぽいですけど、侍や忍者を彷彿とさせる要素もあるので、海外の方に受けそうな気がします。あと、この5人の中では間違いなく彼女が一番の戦闘要員ですし、作品に動きを出してくれる存在なのかなって思います。

キャラクターたちのファッションについてキャスト陣が熱く語り合う!

──制服姿とスパイ服姿はそれぞれとても個性的ですが、各キャラクターの服装をご覧になった感想を教えてください。まずはアンジェについてお願いします。

影山スパイ服のシルクハットが格好良い!

今村あと、マントも好き!

影山マントの裏地が赤っていうところがセンスあるよね。

関根ヒラっとした中はピッチリだけど、ふんわりしている部分もあるしね。

今村フリル感がすごく可愛い。

大地ホント可愛いよね、最高!

影山格好良さと可愛さが上手くマッチしている感じ。

大地動きやすそうだよね、意外と。

古木首に巻いているのってマフラー? あっ、ネックウォーマーみたいなやつか。

今村コスプレとかして欲しいな。

大地シルクハットをかぶっている女性キャラクターってあまりいないから、お洒落だよね。

──では次に、プリンセスについてお願いします。

影山姫様のスパイ服は全身がマントで隠されているのが特徴的だよね。

古木折角の美しい顔が見えないなんて(笑)。

大地なんか怪しい人みたい(笑)。

今村スパイ服の時は全体的に肌の露出が少ないのに、制服の時は足が出ている。

古木そうなの。美脚だよね。

関根みんな靴下やタイツを履いているのにね。

大地確かに。一人だけ生足にブーツ(笑)。

影山仕事中の身バレを防ぐためにも、全身を隠さないと(笑)。

今村なるほど、だから顔も隠れているんだね。

影山キャラクターのミステリアスさも象徴しているよね。このリボンと裾の青のアクセントも可愛い。

今村服の中が気になる(笑)。

大地リボンもロイヤルだしね(笑)。

──では次に、ドロシーについてお願いします。

大地スタイル抜群。ナイスバディに生まれ変わったら、私もこんな服を着てみたい。

影山腰の露出がすごい(笑)。

今村確かにヤバイ!

大地エロっ!

関根マニアックなんだけど、尾骶骨のところにベルトが来るのがすごくいい(笑)。

影山え…? マニアック過ぎて、私にはわかんない(笑)。

大地わかる〜。私もコルセット大好きだから。

古木胸の下にも紐みたいなのが付いているじゃない。これで胸をキュッとしているのかな?

今村溢れんばかりの胸を下から支えているのかもね(笑)。

古木羨ましい(笑)。

今村隠すところと出すところのバランスが絶妙なんだよね。

大地全部を見せるのがセクシーじゃないんですよ。隠れているところと出ているところがあるからこそ、逆にセクシーさが増す。出すとこ出す、隠すとこ隠す、最高!

──では次に、ベアトリスについてお願いします。

今村ベアトリスのスパイ服は本当に露出がなくて、機能性重視。

大地一番可愛くなりそうなのに、あえてシンプル。

古木なんでお団子部分にカバーをつけているの? フニフニしたくて仕方ないのに(笑)。

関根風が強くても解けないようにとか。

一同なるほど。

影山身体が小さいのもあってポンチョがすごく映えるから小動物感が増すかな。

大地自分の一番の武器(変声機)をちゃんと隠している。

関根制服の時は、一人だけ大きなリボンを付けているからすごく可愛い。

今村お洒落さんだよね。

──では最後に、ちせについてお願いします。

古木ちせはやっぱり全体的にジャパニーズな感じがする。

影山制服でも袖の部分が着物っぽくなっているしね。

関根袖の中に暗器がいっぱい隠せるようになっているって資料にも書いてあった。

古木えっ、本当に? 私が知らないってどういうこと? じゃあ、この袖のところ重いの?

関根筋肉バカがここで発揮されているのかも(笑)。

影山髪留の椿も可愛い。

大地スパイ服は、洋風と和風のテイストが混ざっているのが面白い。

古木大きいリボンが可愛いんだけど、忍ぶ気あるのかなって(笑)。

今村出会った人たち全員倒すから大丈夫(笑)。

関根ちゃんと忍ぶために草履を履いているしね。

大地日本の心を忘れない感じがすごくいい。

プリンセスとしていっぱい嘘をつけるように、
最後まで“ロイヤル感”という嘘をつけるように頑張っていきたい[関根]

──嘘をつくということが本作のテーマの一つになっていますが、実生活で自分がついた嘘、また相手につかれた嘘で印象に残っているものはありますか?

今村私は普段から嘘のような冗談をよく言うんです(笑)。でも、母親だけにはどんな嘘も大体バレますね。小さい頃に自転車の鍵を頻繁になくしていたんですけど、やっぱり怒られたくないから、ずっと黙っていたら「あんた、鍵どうしたの?」って。その時、母親には嘘をつけないんだなって思いましたね。

関根私も家族には絶対に嘘をつけないですね。それが例え、どんなに些細な嘘であっても、何だかモヤモヤしてしまって、その3日後くらいには全て洗いざらい自分から告白してしまうタイプです(笑)。今作では、プリンセスとしていっぱい嘘をつけるように、最後まで“ロイヤル感”という嘘をつけるように頑張っていきたいなと思っています。

大地私たち役者は、常に自分に嘘をついている職業だと思うんです。自分から出た言葉ではなく、台本の中に書かれているキャラクターの言葉として演じていくので、言ってしまえば、いつでも嘘をついているような状態なのかなと。なので、役者はみんな嘘つきかもしれないですね。尚かつ、嘘をつくのが得意な人の方が役者としては輝きそうな気がします(笑)。

影山小さい嘘ばかりで大した嘘ではないんですけど…。宿題をやったけど持ってくるのを忘れました的な(笑)。本当は宿題をやっていないので、家まで取りに行けって先生に言われたら困っちゃうやつです(笑)。あと、これはテレビを見ていて知ったのですが、嘘に少し本当のことを混ぜるとバレないらしいので、リアリティのある嘘をつきたい人は参考にしてみてください(笑)。

古木私は本当に嘘とか全くついたことないです。パリで生まれた時から本当に私は…。

今村もう顔が嘘ついてるもん(笑)。ちょっと片言だし、本当はどこで生まれたの?

古木すみません、長崎県の五島列島です。子供の頃に夜遅くまで騒いでいると、よく母親が子供たちを怖がらせたりするじゃないですか。その時に、母親に言われた嘘が「夜中にふとか声ば出しちょったら、がっぽんざぁまずっとぞ」でした。

大地何が起こっているのか、さっぱり分からない。

今村標準語訳を頂いてもいいですか?

古木簡単に言うと「夜中に騒いでいるとお化けがいっぱい寄ってくるよ」っていうことですね。子供の頃の素敵な嘘の記憶です(笑)。

一同(笑)。

の付いたインタビューはV-STORAGE online限定の記事です。

PROFILE

今村彩夏(いまむらあやか)
8月5日生まれ、大阪府出身。WITH LINE所属。出演作に『アブソリュート・デュオ』穂高みやび役、『三者三葉』葉山照役、『灼熱の卓球娘』ムネムネ役などがある。

PROFILE

関根明良(せきねあきら)
12月16日生まれ、東京都出身。アプトプロ所属。出演作に『アイカツ!』藤原みやび役、『ステラのまほう』関春馬役、『超游世界』ゼンシュウ役などがある。

PROFILE

大地 葉(たいちよう)
8月6日生まれ、埼玉県出身。VIMS所属。出演作に『アイドルタイムプリパラ』虹色にの役、『魔法陣グルグル』ジュジュ役、『ゼロから始める魔法の書』アルバス役などがある。

PROFILE

影山 灯(かげやまあかり)
12月25日生まれ、神奈川県出身。IAMエージェンシー所属。出演作に『干物妹!うまるちゃん』海老名菜々役、『魔装学園H×H』千鳥ヶ淵愛音役などがある。

PROFILE

古木のぞみ(ふるきのぞみ)
1月12日生まれ、長崎県出身。マウスプロモーション所属。出演作に『ばらかもん』山村美和役、『ハイスクール・フリート』立石志摩役などがある。


<放送情報>
■TOKYO MX:2017年7月9日より毎週日曜23時〜
■KBS京都:2017年7月9日より毎週日曜23時30分〜
■サンテレビ:2017年7月9日より毎週日曜25時〜
■BS11:2017年7月11日より毎週火曜24時30分〜
■AT-X:2017年7月14日より毎週金曜20時〜
(リピート放送:毎週月曜12時/毎週水曜28時)
※放送日時は予告なく変更になる可能性がございます。


<Blu-ray&DVD発売情報>
プリンセス・プリンシパル Blu-ray&DVD I
2017年9月27日発売
Blu-ray特装限定版:¥7,000(税抜)
DVD:¥6,000(税抜)

<CD発売情報>
オープニング主題歌「The Other Side of the Wall」Void_Chords feat.MARU
2017年7月26日発売
¥1,200(税抜)
発売元:株式会社ランティス/販売元:バンダイビジュアル株式会社

エンディング主題歌「A Page of My Story」
アンジェ(cv.今村彩夏)/プリンセス(cv.関根明良)/ドロシー(cv.大地葉)
ベアトリス(cv.影山灯)/ちせ(cv.古木のぞみ)
2017年8月2日発売
¥1,200(税抜)
発売元:株式会社ランティス/販売元:バンダイビジュアル株式会社

キャラクターソングミニアルバム「タイトル未定」
アンジェ(cv.今村彩夏)/プリンセス(cv.関根明良)/ドロシー(cv.大地葉)
ベアトリス(cv.影山灯)/ちせ(cv.古木のぞみ)
2017年8月30日発売
¥2,300(税抜)
発売元:株式会社ランティス/販売元:バンダイビジュアル株式会社


<スマホアプリゲーム情報>
スマートフォンアプリゲーム『プリンセス・プリンシパル GAME OF MISSION』
2017年夏リリース予定(事前登録受付中)

ゲーム公式サイト

アニメ公式サイト

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