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少し変わったラブコメディ『ももくり』前田玲奈×仲谷明香×竹下礼奈キャストインタビュー全文掲載

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1200万ダウンロード突破のコミックアプリ「comico」にて連載中の大人気作品で、ももくりチャンネルにてアニメ全話公開中の『ももくり』が、いよいよ2016年7月よりTV放送スタート! 本作は、ももくんこと桃月心也とそんなももくんのことが大好きな栗原雪の、ちょっぴり不器用な二人が繰り広げる、一途で残念なゆるいラブコメディ。そこで今回は、ももくんのクラスメイトである女の子たちを演じた前田玲奈さん、仲谷明香さん、竹下礼奈さんを直撃。ご自身が演じられたキャラクターや作品の見どころなど様々な話を伺った。

本当にピュアで、可愛らしいものばかりが詰まっている作品なんです

──本作はエンターテイメントプラットフォーム「comico」で連載されている人気作品ですが、原作を読まれた印象は?

前田 最初に読ませて頂いたのは、オーディションのお話を頂いてからです。いつもオーディション用の原稿を頂いて、原稿の範囲までを読むことが多いのですが、この『ももくり』はオーディション部分を超えても読み進めてしまい、結局最後まで一気に読破しちゃったんです(笑)。それくらいのめり込める作品で、縦読みで見やすいところや、『ももくり』の世界観というのが、最近ではあまり見ないくらい本当にピュアで、可愛らしいものばかりが詰まっている作品という印象でしたね。

仲谷 私は大人になってから、あまり漫画を読むことがなかったんです。本を手に持って読み進めることがちょっと億劫になってしまって(笑)。情報が一気に入ってくるアニメの方が好きで、どうしてもアニメばかり観ていました。でも、「comico」はとても読みやすいし、フルカラーだから分かりやすい。アニメを観ている感覚で、サクサク読み進められました。あと、本当に幸せだけが詰まっている作品で、すごく素敵な作品だなって思いました。自分にないものがいっぱい詰まっているけど共感できる部分もたくさんあるので、一人で「そう来るか〜」とリアクションを取りながら読んでいました。

竹下 以前から『ももくり』のことは知っていたんです。柔らかくて、ふわふわした感じがあって、最初は単純に絵が可愛いなって読んでいたんですけど、みんなの関係がそれぞれ深くなっていく中で、学生ならではの悩みとかが出てきて「それ分かる」って共感できるんです。こういうこともあったなって思い返せると思うし、今、学生の子たちは「自分もこうなのかもしれない」みたいな。いろんな人がいろんな視点で読めて、どの世代の人も楽しく読める漫画なのかなって思っています。

──ご自身が演じているキャラクターについて教えてください。

前田 早柿莉央(以降、カッキー)はとにかくイケメン女子で、女性からモテるんです。しかも、それをモテようとしてやっている訳じゃなくて無自覚なんです。それでいて、みんなをタラしてるところが天性の才能ですよね。でも、本人はすごく奥ゆかしかったり、表情とかあまり言葉には出さないけど、心の声(モノローグ)では感情の機微がすごい女の子らしいなって。結構イジイジしたところがあったりして可愛いんです。オーディションを受けるために原作を読んだ時、実はカッキーを演じたいって思っていて…。この子を表現するためにどういう声で、どういう演技をしたらいいのだろうって自分の中でキャラを構築していった覚えがありますね。

仲谷 島田柚姫(以降、ゆぅちゃん)はマイペースでちっちゃくて可愛い子です。食べるのが好きで、でも、大食いではなくて、ちょこちょこ甘いものを食べるのが好きな女の子なんです。あと、私は知らなかったのですが、公式サイトに“趣味:寝ること”って書いてありました(笑)。それを見て私と一緒だと思って。私は大食いで寝るのが好きなので、ちょっと違いますが(笑)。オーディションの時点では、ゆぅちゃんは私には無理かなって思っていました。天然で小悪魔みたいなイメージが私の中にあって、それが自分と違い過ぎていたので。でも、オーディションで「ゆぅちゃんもやってみてください」って言われて、「ちょっと待ってください」と戸惑いました(笑)。自分の声じゃないって思っていたので、どうしよう?ってなって、収録の時に思わずむせてしまったんです(笑)。一応録り直しましたが、これはダメだなって思っていたら、スタッフさんから「私が柚姫をやったらどうなるのか? その可能性を信じてみたいと思います」と仰って頂いたんです。あと、栗原雪役の加隈(亜衣)さんからも、ゆぅちゃんの嫌らしくない可愛らしさを出せているよって言われたのが本当に嬉しかったですね。

竹下 カッキーはももくんとか栗原先輩と絡んで、ゆぅちゃんは翔太ちゃんと理人くんとっていうのがある中で、宇佐美育絵(以降、うさみん)は一歩引いているんですよね。第三者まではいかなくて仲良しだけど、よくある矢印の人物の想いの中には入ってこないというか、微妙なラインがあるんです。台詞も、お姉さんみたいな「ハイハイ」とか、みんながワチャワチャしているのを「さっ、始めますよ」みたいにまとめたりして、しっかりしているイメージが原作を読んでいた時からありました。だけど、合唱祭でコスプレの衣装を作りますってなった瞬間のスイッチの入り具合が、やっぱり今時の女子高生なんだなって思いましたね(笑)。可愛らしい一面もあるんだなと。ここ最近の原作で、それこそカッキー・ゆぅちゃんと三人で喋っていて、うさみんがすごい大人な台詞を言って、二人が泣きかけるっていうエピソードがあったんです。それを見て、うさみんはうさみんなりに、みんなとのバランスとかみんなのことをそれぞれ考えていて、ちゃんと輪の中に入っているんだなって実感しましたね。

うさみんは『ももくり』の登場人物たちの中で一番オシャレだと思います

──キャラクターを演じる上で意識したことや気を付けたことなどがあれば教えてください。

前田 自分の中では、他の子より喜怒哀楽とかの感情表現がちょっと薄い子だと思っていて、最初は落ち着いたトーンで演じていたんです。そうしたら平池(芳正)監督や音響監督の本山(哲)さんから、カッキーはそういうところもあるけど、すごく優しくて、本当は明るい子だからもっと明るくしてと言われて少し苦労しましたね。あとは、恋敵になり過ぎないようにとは思って演じていました。視聴者の方は最初、カッキーを栗原さんの恋のライバル的な存在として見ていたと思いますし、実際そういう狙いがあったと思うんです。でも、ももくんに対して恋心というよりは、弟に似ていて可愛いだとか、小動物として可愛いっていう気持ちなので、栗原さんの恋敵に見えないよう、私自身も気を付けていましたね。また、イケメン女子という部分でも自分から格好付け過ぎることはしちゃいけないなって思っていました。やり過ぎると、狙ってやっているように見えてしまうので、その辺のバランスが演じていて難しかったですね。

仲谷 ゆぅちゃんはとにかく元気なんです。私は根が暗いので、自分の中でテンションを上げてアフレコをしていました(笑)。あと、ゆぅちゃんはいつも何かを食べているのですが、台本には“食べている”とだけしか書いていないんです。その食べる「モグモグ」って音をどう可愛くやろうかなと悩みましたね。基本はアドリブなので、原作ではその音は何て書いてあるのか調べたりしました。

竹下 うさみんはズバッと言ったりする台詞が多かったので、言い方が冷たくなり過ぎないように気を付けていましたね。理人くんとかに対して「沢口、最低〜」って言ったりするのを、声色もそうなんですけど、冷たくなり過ぎると本当に嫌いなのかなって思われてしまうので…(笑)。やっぱり台詞だけだと、そう見えてしまうので、そこを音とか絵もあるので、冷たくなり過ぎないように。あくまで、みんなでワイワイしている中の、ちょっとやり過ぎだよっていう注意じゃないですけど、そういう感じを出したかったんです。その温度差には気を付けようと思ってやっていました。あと、うさみんは『ももくり』の登場人物たちの中で一番オシャレだと思うんです! 平池監督と話した時も、うさみんはオシャレだし、ヘアアクセサリーとかも可愛くて、ピアスもしているし、カーディガンとかも可愛いものを着ているからギャルだよって言われて…(笑)。私自身が学生時代は地味っ子だったので焦りましたけど、言動などがギャルではなかったので助かりました(笑)。

──ご自身が演じているキャラクター以外で、気になるキャラクターを一人挙げてください。

前田 自分の好みのキャラクターで言えば、翔太ちゃんなんです。でも、そこを取り巻く三角関係がとっても気になっていて、なので翔太ちゃん、理人くん、ゆぅちゃんのひとまとめのトライアングルを私は推したいです。基本的に『ももくり』は、とっても可愛くてフワフワでピュアな感じの作品なんですけど、急にその三角関係が出てきて、リアル感が増すというか、切なさが急に生まれるんです。現実の恋愛模様が入ってきたなって感じがして、すごくドキドキしましたね。

仲谷 そのトライアングルが展開する前は、普通に理人くんが好きだったんです。単純に見ていて格好良いなって。あんな俺イケメンみたいな感じの人が現実にいたら嫌ですけどね(笑)。あと、翔太ちゃんには幸せになって欲しいなって思います。でも、結局のところ、(水山)のりかが好きです(笑)。普段はぶっきらぼうな物言いだけど、友達想いで優しい。それと、のりか役の大空(直美)さんのツッコミが絶妙で、観ていて気持ち良かったっていうのもありますね。

竹下 ずっと原作を読んでいるのでどのキャラにも思い入れがあるんですけど、自分がオーディションを受けた時は私ものりかが一番好きだったんです。可愛いのはもちろん、すごい魅力的だなって。でも、自分がうさみんを演じてみて、今一番この人のことがもっと知りたいって思うのは、うさみんのお兄ちゃんのぴょん君(宇佐美誠一郎)なんです。宇佐美兄妹ってちょいちょい出てくるんですけど、兄妹で喋るシーンがあまりないんですよね。ただ、原作だと最近、ももくんがぴょん君に勉強を教えてもらっていて、その時に「うさみん、ぴょん君にこんなに愛されているんだ」って思って(笑)。こんなデレデレするんだぴょん君、って思いました。愛されているのは知っていましたけど、予想以上に「妹に格好良いと思われたくて」みたいな描写とかもあったので、これからも原作でぴょん君の出番が増えたら注目していきたいなって思っています。

本当に可愛い女の子がたくさん登場するので、好きなタイプを見つけて欲しい

──アフレコの収録で印象に残っていることがあれば教えてください。

竹下 ももくんがキュンとなる台詞を言うシーンは、みんな台本で顔を隠していましたね(笑)。

前田 やっぱり恥ずかしいんですよ、こういうキュンとなる台詞がいっぱいあるものって。演じている側もそうだと思いますし、周りでそれを見ている側もどうしていいか分からないんです(笑)。大空さんとかは「うわ〜」ってなって、下を向いたり、台本で顔を隠していました。

仲谷 私はその横に座って「幸せだな〜」って、すごいニヤニヤしていました(笑)。

竹下 ももくんが頑張って言いましたってところに、みんな可愛いなってキュンとなるんですけど、ももくんが思い描く理想のももくんみたいなものがあって、それはももくんが大人な感じでサラッと格好良いことを言うんです。その時は女性陣がいつものはにかみながらの「うんうん、可愛いね」とか「頑張れ」とかじゃなくて、本当にみんなが照れたことがありましたね(笑)。

──アニメ本編をご覧になった感想は?

前田 第1話が出来上がった時に、ちょうどアフレコでみんな揃っていて、監督が「みんなに早く観て欲しいんだ〜(モノマネ付)」と仰ってくれたんです。それで、収録が終わってから全員で第1話を観ました。監督的にはみんなの反応が気になってソワソワしていたらしいんですけど、すごく映像が綺麗で、音楽も声もピッタリで、原作を読んだ時の世界観がそのまま身体に入ってきた感じがして…。本当に感動して言葉が出なかったんです。観終わった後に監督が「何でみんな何も言わないの? 面白くなかった?」って心配されていたんですけど、全然そういう訳じゃなくて、本当に素敵で何も言葉が出なかったんですっていう話をしました。

仲谷 原作の空気感を壊さず、アニメで表現するのって本当に難しいことだと思いますし、すごいことだなって思います。どうしても割愛しないといけない部分があると思いますし。もちろん『ももくり』もそういうところがあったかもしれないですが、原作そのままの空気感で、スタッフさんの作品に対する想いとか愛情が詰まった作品なんだなと改めて感じましたね。

竹下 以前、くろせ先生にお会いした際に、原作では黒い色を使わないで描くようにしていますって仰っていて、だからこそ『ももくり』が普通の漫画とは違う色味っていうか、温かさっていうのは、そういうところから感じるのかなって思っていました。アニメで再現できる限界ギリギリのところをみんなで探っていくっていうことを、スタッフさんをはじめ、私たちキャストも全力で取り組みました。作品の持つ空気感とか、雰囲気をすごく大切にしていて何とか表現しようとしているのがすごく素敵だなって。あと、私が『ももくり』と言われてパッと思い浮かぶのが、実は放課後のシーンなんです。放課後の夕陽の温かい感じとか。第1話の告白シーンが夕陽だったからっていうのもあるんですけど、放課後の夕陽から伝わってくる温かさだったり、寂しさとか切なさとか、そういうものと絵と音楽が合わさって、もう本当に綺麗な作品なんです。もっとたくさんの人に観て欲しいなって、いつも思っています。

──これから作品を観ようと思っている人へ、本作の見どころやオススメポイントをお願いします。

前田 原作の空気感をとても大切にしていて、スタッフさんも私たちキャストも原作から細かい表情や仕草を拾ったり、この『ももくり』という作品が本当に大好きなんです。原作を読んでいて胸がキュンとなるポイントって、多分みんな同じところで感じていると思うんですけど、そのシーンをアニメで観た時に、よりキュンとなる感じで作られています。そうなると、また原作も読み返したくなって、原作を読んだらまたアニメが観たくなってしまう無限ループになっちゃうんです(笑)。このももくりループにハマって欲しいなって思いますね。

仲谷 見どころは…全部です(笑)。こういう恋愛もあるんだなっていう見方もできるし、栗原さんだけじゃなく、本当に可愛い女の子がたくさん登場するので、好きなタイプの女の子を見つけて欲しいですね。それで結局、全員を好きになって「なんだこれ、全部いいわ!」ってなって欲しいです(笑)。アニメを観たら、絶対そうなると思いますよ。

竹下 やっぱり『ももくり』を見始めて、最初に気付くのは栗原さんのちょっとおかしな愛。彼氏のストローを集めているとか、彼氏の写真を隠し撮りして眺めて悶えているとか(笑)。でも、アニメを観ていくと、そんなにも愛は深いのに、ちょっとしたことで悩んでいるんだとか、一見すると変態行動に惑わされてしまいがちなんですけど、ちゃんと栗原さんも等身大の女の子の悩みとか、これをやったら彼氏に嫌われちゃうかなとか、色々と考えているのが分かるんです。そういう10代の女の子ならではの恋愛というか関係性みたいなものが、作品の中で重すぎず軽すぎず描かれているなって思うんです。だから、誰が観ても楽しめるところがオススメポイントかもしれないですね。現役の子たちはより感情移入できるというか、こういうことあるあるみたいに思ってもらえるだろうし、大人の人たちには懐かしいというか、学生時代の甘酸っぱい感じを味わってもらえると思うんです。今、学生の子たちがアニメを観て、大人になって見返したら、またちょっと違う感想を持つと思うんですよね。なので、たくさんの人に長く愛され、楽しんで頂ける作品なんじゃないのかなって思います。

告白する勇気を持ってる人たちは素晴らしいなと、本当に心から尊敬します

──栗原さんはももくんに自分から告白しましたが、好きな人ができたら告白するタイプですか? それとも告白されるのを待つタイプですか?

前田 私は自分から告白したことないんです。好きな人がいても色々と考えてしまって、告白して断られたら、その後の関係が…とか思ってしまうんです。そうなるくらいだったら、このままでいて普通にこの距離感のままの方がいいかなって思っていると、その人に彼女が出来ちゃうんですよね(笑)。あまり“好きです”っていうアピールをするとやり過ぎるのか分からないですけど、上手くいかないっていうことがあるので、極力もう好きじゃないって思うことにしています。好きだって思い過ぎると、失敗しちゃうので、もうやめました(笑)。なので、栗原さんもそうですけど、告白する勇気を持ってる人たちは、みんな素晴らしいなと、本当に心から尊敬しています。そんな勇気、私にはないです。でも、人生で一回くらい…これから先ありますかね? 一回くらいはちょっと勇気を出して内気な自分から卒業したいなって思います。

仲谷 私は告白して終わらせるタイプです。「好きです。はい、もう大丈夫です」って(笑)。もちろん付き合えれば一番良いですけど、友達でも大丈夫ですし、断られても大丈夫です。自分の中でモヤモヤしているのが嫌で人を好きなことに疲れちゃうんです(笑)。自分がスッキリしたいタイプですね。

竹下 私は時と場合によるんですけど、前田さんと少し似ていて、すごい好きな人には告白して「ちょっと無理だな」みたいになって、それまでの距離感じゃいられなくなるのが怖いんです。ずっと今まで友達で一緒に遊びに行ったり、ご飯を食べに行ったりしていたのに、自分が告白してしまったことで「俺のことそう見てるんだ」とか思われて、「ちょっと無理だわ」みたいな感じになった時に、向こうの気持ちって聞けないじゃないですか。そうなった時にお付き合いできません、想いが叶いませんでした、で終われば良いんですけど、想いが叶わなかったあげく友達でもいられなくなりますっていうのが一番怖いので、多分告白しないままだと思います。だからと言って、告白を待つタイプでもないと思うので、どうしようってなっている間に、終わっちゃうタイプです。

──最近ハマっていることや、マイブームなどがあったら教えてください。

前田 とにかく私、アイスクリームが大好きなんです! 一日2、3個とか普通に食べますね。真冬とかでもダウンコートを着込んでいる中、外で歩きながらソフトクリームを食べて、周りからすごい視線で見られています(笑)。あと、コンビニのアイスが好きでよく食べるんですけど、コンビニのアイスって実は毎週火曜日に新作が発売されているんです。私、アイスマニアのライセンスを持っていて、アイスマイスターみたいな感じなんです。それで、専門店にも行って味比べしたりとかしていて(笑)。それとは別の趣味もあって、水島新司さんの野球漫画『ドカベン』が大好きなんです。その二つの趣味が組み合わなそうに思えるんですけど、野球にはベストナインがあるじゃないですか。それをアイスに当てはめようと思って、前田玲奈なので毎月7日に、前の月までに食べた1ヵ月のアイスで、ベストナインを作っていて、1番ライト・ピノとか、そういうのをやっています(笑)。ピノとか日本のメジャーなものは1番とかにおいて、やっぱり3番や4番には外国から来たジェラートとか、外国人選手は打ちそうだからといって、毎月やっていますね(笑)。折角これだけの数を食べているなら、何かやった方がいいかなと思って。歴代のベストナインはまだ出してないんですけど、そうなるとやっぱりお馴染みのものとか、自分が行くアイス屋さんが入ってくるのかなって。あと、福岡県の丸永製菓が作っている「あいすまんじゅう」がすごい好きなので、歴代ベストナインには必ず入ってくると思います(笑)。

仲谷 私は最近、子猫を拾いまして、本当に手に乗るくらいの子猫なんです。ちょうど舞台の稽古中の時で、体調を崩していて家で休んでいたら、外から「ミーミー」って聞こえてきて、お腹が痛いって思いながらもずっと鳴いてるので、お腹を抱えながら探しに行ったんです。それで、見つけたら本当に小さい子猫で、これは死んでしまうと思って家に連れて帰りました。今、猫を3匹飼っていますが、こんなちっちゃい時から育てたことがなくて。今はまだ名前がなくてネコって呼んで育てています。どんな名前にしようかずっと悩んでいて、今飼っている3匹は、「あ、い、う、え、お」って順番に全部言っていって、反応した名前を付けています。ちなみに、3匹はキキ、メメ、トトっていう名前です。だから、今は『ももくり』にかけてモモにしようかなって思っています。

前田・竹下 あるある。モモが良いよ!

仲谷 二人ともこう言ってくれているので、モモにしようかな? ずっと悩んでいたので、ネでもコでも反応しなくて、ネコで反応するんです。だから、ずっとネコって呼んでいたのですが、スッキリしました。モモにします! なので、私のマイブームは今後もずっと猫と過ごすことかなって思います(笑)。

竹下 私は宝塚です。去年の秋に初めて宝塚を生で観に行ったのですが、舞台のセットの豪華さやお芝居や歌も素晴らしくて、全てに圧倒されました。あと、宝塚が生オーケストラだということも知らなくて、ちゃんとオケピ(オーケストラ・ピット)があって、すごいなって思いました。実は好きな娘役の方がいて、その方のお芝居が本当に素晴らしくて、DVDを買ったり、雑誌を買ったりしています。男の子の声を役で頂いたりすることもあるので、自分の勉強も兼ねてチェックしています。舞台のお芝居と、私たちの声のお芝居とはまたちょっと違うのですが、台詞回しとか呼吸などは意識しています。あと、テレビで放送している宝塚の番組は毎週録画して、宝ジェンヌさんたちがどうやって役作りされているのかなどを観ながら、勉強しています。でも、勉強として見始めたことを忘れるくらい今では普通にハマっていて、ポストカードやグッズも集めています。趣味と実益を兼ねたマイブームといったところですね(笑)。

の付いたインタビューはV-STORAGE online限定の記事です。

PROFILE

前田玲奈(まえだれな)
4月28日生まれ、福岡県出身。AIR AGENCY所属。出演作に『それでも世界は美しい』ニケ・ルメルシエ役、『人生相談テレビアニメーション「人生」』二階堂彩香役、『俺物語!!』西城まりや役などがある。

PROFILE

仲谷明香(なかやさやか)
10月15日生まれ、岩手県出身。アミュレート所属。出演作に『不思議なソメラちゃん』野乃本ソメラ役、『迷家-マヨイガ-』なぁな役、『キズナイーバー』瑠々役などがある。

PROFILE

竹下礼奈(たけしたれいな)
7月20日生まれ、鹿児島県出身。LEOPARD STEEL所属。趣味はダンスに映画鑑賞。出演作に『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』三ヶ月陽子役、『小森さんは断れない!』大谷九郎役などがある。


<放送情報>
2016年7月1日よりTV放送開始!
■TOKYO MX:2016年7月1日より毎週金曜22時30分〜
■BS11:2016年7月1日より毎週金曜24時30分〜
※放送日時は都合により変更となる場合がございます。


<Blu-ray&DVD発売情報>
ももくり Blu-ray BOX & ももくり DVD BOX
2016年8月26日発売
Blu-ray BOX特装限定版:¥25,000(税抜)
DVD BOX特装限定版:¥20,000(税抜)

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