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完全新作劇場版『ラブライブ!The School Idol Movie』キャストインタビュー②内田彩全文掲載

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観客動員200万人&興行収入28億円突破、大ヒット劇場版アニメ『ラブライブ!The School Idol Movie』の待望のBlu-ray化を記念して、高坂穂乃果役の新田恵海さん、南ことり役の内田彩さん、園田海未役の三森すずこさんの3人にそれぞれインタビューを敢行。V-STORAGE本誌では掲載しきれなかったスペシャルインタビューの全貌をお届けします。第2弾となる今回は、南ことり役の内田彩さんの登場です。

TVアニメシリーズは作品を知って頂いて広がるきっかけになった

──まずはTVアニメシリーズについてお話をお聞きします。2013年1月からTVアニメ1期が放送されましたが、ストーリーにのせて表情豊かに描かれる穂乃果たちをご覧になった感想をお願いします。

内田 遂にTVアニメになったんだっていう喜びが、やっぱりまず一番最初にありましたね。それまではμ'sという9人の女の子だけが最初にいて、ストーリーも何もない自己紹介みたいなものしかない段階から始まっているので、ストーリーができて、一つの物語になったことが本当に嬉しかったです。役作りに関しても今までは演じる側に委ねられているところが大きかったんですが、それがTVアニメになるにあたってメンバーたちの関係性が改めて分かっていって、この『ラブライブ!』という作品はこんな女の子たちが出てくるこんな作品なんだよってより知ってもらえようになったというか。TVアニメで作品を知ってくださった方が本当に多くて、みんなに『ラブライブ!』を知って頂いて広がるきっかけになったものが、このTVアニメシリーズだったと思います。

──内田さんが演じられていることりは穂乃果の一番の親友で、穂乃果とは対照的におっとりした性格の女の子ですが、自分に似ているなと感じる部分はありますか?

内田 ことりちゃんはすごくマイペース。「そういうの苦手なんだけどな〜」って言いつつも、ちゃんと自分を持っている女の子で、そういうマイペースなところや、のほほ〜んとしているところは似ているかもしれませんね(笑)。あと、ことりちゃんは心配はするんですけど、決してネガティブなことは言わなくて、基本的にはノリが良くて前向きなのかなって。だからこそ何が起きてもおっとりのんびりしていられるのかなって思っていて、それは穂乃果という存在がいるからだと思うんですけど、妙に落ち着いているというか、あまり慌てたりしないところは私と似ているのかなって(笑)。

成長したことりちゃんの姿を見れて本当に嬉しかった

──TVアニメ1期で印象に残っている話数やシーンを教えてください。

内田 私はTVアニメ1期の第1話が大好きで、最後の方で「ススメ→トゥモロウ」という曲を、穂乃果ちゃん、ことりちゃん、海未ちゃんの3人で歌ったり踊ったりするシーンがあるんですけど、それがすごく印象に残っています。それまでは自分たちで考えながらどうすれば彼女たちが魅力的に映るかというところを頑張ってやってきたんですけど、TVアニメになるとなった時に、一体どんなものになるんだろうって自分の中で変に身構えていた部分があったんです。今までCDとアニメーションPVしかなかったので、それまでと全く違う方向に行く可能性もある訳で、実はちょっと不安もあったんですけど、第1話の台本と脚本を頂いた時に、思わず拍手したくなっちゃうくらい嬉しかったことを覚えています。それまでやってきた歌とダンスがしっかり入っていて、本当に『ラブライブ!』ならではの内容で素敵だなって。そういう意味で、自分の中でインパクトがすごくあったので、第1話は特に印象に残っています。

──続いて、TVアニメ2期で印象に残っている話数やシーンを教えてください。

内田 凛ちゃんの成長とか色々あるんですけど、私が印象に残っているのは第9話の「Snow halation」を歌うシーンですね。私たちがさいたまスーパーアリーナで初めてワンマンライブを行った時も大雪が降ったんですけど、その第9話の話というのが、「ラブライブ!」出場を懸けた最終予選の当日に雪が降ってしまって会場に行けないかもしれないという内容で、結果的に穂乃果たちは会場に着いて、みんなで「Snow halation」を歌うことができたんですけど、あのシーンは本当に現実とアニメの世界がリンクしたみたいで印象に残っています。その雪の中のシーンで、いつもは誰かに付いていくタイプだったことりちゃんが、もう間に合わないかもしれないって弱気になっている穂乃果の背中を押すようなシーンがあるんですけど、そこが個人的には嬉しかったです。1期の第9話の中に、ことりちゃんのセリフで「私、穂乃果ちゃんや海未ちゃんと違って、何もないから」って言いながらメイド喫茶でバイトをしているシーンがあるんですど、そんな二人に付いていっているだけの自分というところから成長して、今度は自分が穂乃果ちゃんを引っ張っていかなくちゃって思ったことりちゃんの姿が見れて本当に嬉しかったです。なので、色んな意味で2期は第9話が印象に残っています。

──これまでのアフレコで印象に残っていることを教えてください。

内田 そうですね。TVアニメ1期の時はアニメのアフレコ自体が初めてだった人もいて現場にすごい緊張感があったんですけど、2期になって9人でのアフレコの空気感みたいなものが分かってきて、良い感じでみんなのチームワークが育ってきたんです。なので、2期のアフレコでは少しずつアドリブを入れられるようになったり、本編でものまねをするシーンがあった時にはテストの時に少しふざけてやってみたり(笑)、良い意味で緊張感がなくなった感じがしたんです。1期の時は物語があってそこに自分の声を乗せるという感じだったんですけど、2期ではみんなの中にしっかりしたものがあって、少し余裕が持てるようになって、笑いが起きるようになったんです。そういうシーンや光景が多くなってきたのって、みんなでずっとやってきたからこそだと思うので、それがすごく嬉しかったし楽しかったですね。

先輩後輩の何気ないやりとりがすごく微笑ましいんです

──今年の6月には劇場版が公開されましたが、ご覧になった感想をお聞かせください。

内田 やっぱり劇場版になるのってすごく嬉しくて、特に『ラブライブ!』の場合は最初の頃から作品に関わらせて頂いていたので、なんだか私自身が晴れ舞台に立っているような不思議な気持ちになりましたね。ずっと応援してくださっているファンの方もそうですけど、私にとっても『ラブライブ!』は既に人生の一部になっていて、この気持ちをどう表現したらいいのか良く分からないんですけど、我が子の発表会を見守っているような、そんな感じですね(笑)。

──そんな劇場版のBlu-rayが12月15日に発売されます。改めて劇場版の見どころを教えてください。

内田 こんなに多くの方に愛され、劇場が満員御礼になるくらい大ヒットして、私たちもさいたまスーパーアリーナという大きな会場でライブをさせて頂いて、本当に『ラブライブ!』というものが大きな存在になっているんですけど、改めて「μ'sって何だろう?」って考えながら劇場版を観てもらうと、廃校の危機から学校を救うために女の子たちが始めた部活でやっていることなんだよって。スクールアイドルを続けるのかおしまいにするのか、これからどうすべきか悩んでいる彼女たちは本当にどこにでもいる普通の女の子なんです。そんな彼女たちが考えに考え抜いた末に出した決断が、やっぱり劇場版の見どころだと思います。

──劇場版の中で“ことりのココを観て欲しい”という注目ポイントを教えてください。

内田 ことりちゃんと凛ちゃんって実はTVアニメだとそんなにお喋りするシーンが多くなかったんですけど、劇場版では凛ちゃんの横にいて声を掛けているシーンが多かった気がするんです。私は個人的に凛ちゃんが大好きだったので嬉しかったです。TVアニメ2期の最後の方に凛ちゃんがダンスの練習でみんなを引っ張っていくシーンがあるんですけど、劇場版でもライブをどこでやろうか悩んでいる時に凛ちゃんが引っ張っていくようなところがあって、それをことりちゃんが後ろで優しく見守っているというか、後押しするようなシーンがあるんです。ずっと穂乃果ちゃんを支えてきたことりちゃんだからこそ、壁を乗り越えてやってみようかなって思い始めた凛ちゃんを、自分に重ねているところもあったのかなって思うんです。あと、真姫ちゃんの新曲を穂乃果ちゃんとことりちゃんが聴いている時も、ことりちゃんが凛ちゃんに自分のイヤホンを「はい、凛ちゃん」って渡してあげたり、先輩後輩の何気ないやりとりがすごく微笑ましくて、そういうことりちゃんのちょっとした成長を観て欲しいですね。

みんなに会いに行けて本当に良かったなって思いました

──劇場版では幼い頃のことりも登場しましたが、演じる上で注意したことはありますか?

内田 体が少し小さくなっただけって感じで、特になかったです(笑)。あの3人の関係性が劇場版ではすごく良く描かれています。海未ちゃんって3人の中ではしっかりしてそうに見えて、実は一番臆病で可愛いところがあるんです。人一倍心配性で怖がりで、だからこそ穂乃果ちゃんが迷子になった時に本気で心配しているんです。そういうところは幼い頃から全く変わってないんだなっていうのが、劇場版の幼い頃のシーンからも伺い知ることができますね。ことりちゃんは逆に穂乃果ちゃんが迷子になった時、もちろん穂乃果ちゃんのことは心配しているんですが、穂乃果ちゃんに何かあったらどうしようって考えている海未ちゃんのこともすごい気にかけているんです。そういうところが垣間見えたりして、本当に3人の関係は素敵だなって思いましたね。

──今回のBlu-ray特装限定版には中野サンプラザホールで行われた「μ's Fan Meeting Tour 2015〜あなたの街でラブライブ!〜」の映像が収録された特典Discが入っています。ファンミーティングの際に、記憶に残っている内田さんの思い出を教えてください。

内田 初めてμ'sの単独イベントとして地方に行けたのですごく楽しくて、お客さんの雰囲気もその土地によって全然違うんです。やっぱり関西のファンの皆さんはリアクションや笑い声が大きかったり、北海道のファンの皆さんはほのぼのしていて温かかったり、やっぱり県民性って出るんだなって(笑)。でも、そういうことって普通のライブだと気づかなくてファンミーティングならではだと思うんです。ご当地クイズみたいなものがあって、私たちがその土地のことをファンの皆さんに教えてもらうという滅多にできない経験をできたのも楽しくて、みんなに会いに行けて本当に良かったなって思いましたね。あと、メンバーと一緒にお泊まりすることって今までそんなになくて、夜みんなでご飯を食べて泊まってというのが修学旅行みたいで楽しくて思い出に残っています。

あの時の気持ちはずっと忘れずにいたいなって思います

──ここからはμ'sについてお話をお聞きします。μ'sとして様々な楽曲を歌ってこられましたが、この曲を聴くと自然とテンションがあがっちゃうという曲を教えてください。

内田 う〜ん、BiBiの曲で「Trouble Busters」という曲があるんですけど、それが私は大好きで、イントロを聴くと何だか楽しくなっちゃうんです(笑)。μ'sの曲だとTVアニメ1期のBlu-ray第7巻特装限定版の特典CDである「LONELIEST BABY」という曲ですね。これもすごく好きな曲で、歌詞も「ずっとダイスキダイスキ(伝えたい)ダイスキダイスキ」って、好きだっていう気持ちを歌っている曲なんですけど、振り付けもとっても可愛くて、聴くとテンションがあがりますね。

──μ'sとして活動されていて、これまでの中で印象に残っている思い出は何ですか?

内田 色々ありますけど、Printemps(プランタン)の店頭イベントはすごく印象に残っています。それが『ラブライブ!』としての初めてのイベントだったんですけど、お客さん来てくれるかなって、えみつん(新田恵海さん)とシカちゃん(久保ユリカさん)の3人で話していたんです。その時はお店のキャパいっぱいの80人のお客さんが来てくれて、すごく嬉しかったのを覚えています。別に示し合わせてもいないのに、3人とも白い服を着て来ていて「ユニット感あるね」って話したりなんかして(笑)、あの時の気持ちはずっと忘れずにいたいなって思います。あと、そのイベントでメンバーの名前と私たちの名前が入った名刺を、みんなでお客さんにお渡し会みたいな感じで配ったんですけど、この80枚の名刺にプレミアが付くくらい私たちが頑張って、後でお客さんが自慢できるようになったらいいなって思っていましたね。

──ライブやイベントなどで“やってしまったな”という失敗談があれば教えてください。

内田 これは不可抗力で仕方ないんですけど、今年の2月にさいたまスーパーアリーナで開催されたμ'sの5回目のワンマンライブ「ラブライブ! μ's Go→Go! LoveLive! 2015 〜Dream Sensation!〜」の時に、ことりちゃんと花陽ちゃんの二人のデュエット曲「好きですが好きですか?」(TVアニメ2期Blu-ray第6巻特装限定版特典CD収録)を歌わせてもらったんです。その時に衣装や小物はもちろん、演出やセットも凝ってもらって、トロッコに乗って二人が登場するんですけど、そのトロッコも自分の部屋に見立てて飾り付けをしてもらっていたんです。ご飯作って待ってるよ、みたいな新婚さんごっこをしているような曲なので、二人でエプロンを付けようって。あと、花陽ちゃんは白いごはんが好きだからって炊飯器を用意してもらって、ことりちゃんは洋食が好きそうだからってフライパンにケチャップでハートを描いたオムライスを作ってもらい、花陽ちゃんが「ごはん炊けたよ」ってやる横で、ことりちゃんが「ハートに作ったよ」みたいな(笑)。そういうことをやろうと思って色々と用意していたんですけど、いざ本番を迎えた時に、フライパンを使おうと思っていた落ちサビのセリフのところで、トロッコが揺れた衝撃でフライパンが落っこちてしまったんです(笑)。どうしようってなって、その時は近くにあったお鍋とおたまを使ってごまかしたんですけど、私の驚いている表情とフライパンが滑り落ちていく様子がライブビューイングのカメラにバッチリ収められていたみたいで、ライブが終わった後に「フライパンが落ちてましたね」ってつぶやかれていて、やっちゃったなって思いましたね(笑)。

内田さんが選んだ『ラブライブ!』という作品を表す漢字一文字とは?

──劇場版のBlu-ray発売に合わせて、トラベルセットも発売となりました。これを持って旅行に行ってみたい外国の都市はどこですか?

内田 ペルーのマチュピチュに行ってみたいですね。テレビ番組の特集を観て、こんなところがあるんだなって憧れていたので、神秘的なところに行って、スピリチュアルパワーをもらいたいですね。遠くてちょっとやそっとじゃ行けないですけど、トラベルセットがあればグッスリ眠って行けますからね(笑)。

──最近ハマっていること、マイブームがあったら教えてください。

内田 先日仕事で仙台に行ったんですけど、その時にずんだシェイクを飲んで、めちゃくちゃ美味しくて、それからハマってしまったんです。翌日も買って飲んで、マネージャーさんがトイレに行っている隙に、こっそりもう一つ買って飲んじゃいました(笑)。

──最後に、『ラブライブ!』という作品を漢字一文字で表すとしたら? その一文字を選んだ理由もお願いします。

内田 漢字一文字なら私は「瞬」ですね。μ'sの曲の歌詞の中にも「瞬間」や「一瞬」とかが出てくるんですけど、本当にその通りだなって思っています。一年を長いと思うか短いと思うか、時間の捉え方は人それぞれだと思うんですけど、私は『ラブライブ!』という作品に5年間携わってきて、今思い返すとあっという間というか、一瞬だったなって。ライブをやるにしても何回もリハーサルを繰り返して、その時はすごく大変なんですけど、でも、終わってみれば本当に一瞬で。アニメにしてもTVアニメ1話を作るために、私たちには想像もできないような時間と労力がかかっているんです。そういう意味でも『ラブライブ!』は一瞬一瞬が積み重なった5年間だったなって改めて思いますね。

の付いたインタビューはV-STORAGE online限定の記事です。



【特装限定版展開写真】

<Blu-ray発売情報>
ラブライブ!The School Idol Movie
2015年12月15日発売
特装限定版:¥9,800(税抜)/通常版:¥6,800(税抜)

ラブライブ! 公式サイト

PROFILE

内田 彩(うちだあや)
7月23日生まれ、群馬県出身。JTBエンタテインメント所属。主な代表作に『宇宙戦艦ヤマト2199』岬 百合亜役、『ビビッドレッド・オペレーション』四宮ひまわり役などがある。2014年には地元群馬の「ぐんま観光特使」に任命され、冠番組がスタートするなど多方面で活躍中。

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