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ガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダム サンダーボルト』中村悠一×木村良平キャストインタビュー

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大ヒット作『機動戦士ガンダムUC』を手掛けたサンライズ第1スタジオが新たな一年戦争を描く! 小学館発行の青年漫画雑誌「ビッグコミックスペリオール」で連載中、累計発行部数140万部の大人気コミックス『機動戦士ガンダム サンダーボルト』が待望のアニメ化! 12月11日(金)正午よりガンダムファンクラブにて最速先行配信が、12月25日(金)正午より有料配信がスタートします。
本作は、宇宙世紀0079の一年戦争末期に“サンダーボルト宙域”で繰り広げられた激戦の裏側、地球連邦軍とジオン公国軍それぞれの重厚な人間ドラマをハードボイルドな作風で描いたガンダムシリーズ最新作となっている。そこで今回は、地球連邦軍とジオン公国軍の両エースを演じたイオ・フレミング役の中村悠一さんとダリル・ローレンツ役の木村良平さんにインタビューを敢行。演じるキャラクター、作品の見どころなど様々な話を伺った。

まさか自分がイオを演じるとは思って原作を読んでいなかった

──最初に、新たなガンダムシリーズの主人公を演じることが決まった時の感想をお聞かせください。

中村 原作自体はコミックスで読ませて頂いていました。もちろん、その時はまさか自分がイオを演じるとは思って読んでいなかったですけど(笑)。元々自分が好きで読んでいて、それが後に仕事として関わることになる作品ってなかなかないんです。そういう意味で、今までは気にして読んでいなかったので、イオの視点になって改めて読んでみると読み方が変わるんだなって思いました。実際に役が決まって色々と思うところはありましたけど、その中でもスタッフ&キャストの皆さんと一緒に仕事をできることが本当に楽しみでした。

木村 僕はダリル役に決まってから原作を読ませて頂いたんですけど、イオもダリルもかなり濃厚なキャラクターなので演じるのが面白そうだなって思いました。

──本作は“プレスコ”で収録したとお聞きしましたが、収録の感想をお願いします。

中村 プレスコ自体は今まで何回か経験させて頂いていましたが、どちらかというと会話劇が主体になっていて動きがあまりない作品で収録することが多かったんです。ロボットアニメだと間やタイミング、動きなどが会話劇に比べると分かりにくいこともあって、ロボットものでプレスコは本当に難しいなと感じていました。しかし、今回は通常よりも時間をかけて収録できたことや、ストレートなやり取りが多い会話だったので、ロボットが登場する作品ではあったんですが、プレスコでも収録しやすかったなと思います。会話をするシーンは何とかキャストが揃って一緒に収録することができたので、個人的には演じやすかったですし、とても楽しかったです。

木村 僕も中村さんと一緒で、以前ロボットアニメでプレスコ収録した時に、やっぱりプレスコは楽しいところもあるけど、難しいところもあるなと感じていました。ただ、今回は中村さんがおっしゃっていたように、キャストの人数も少なくて、イオとダリルだったり、それぞれのパートナーだったり、一対一の掛け合いのシーンが非常に多かったので、すごくプレスコのやりがいがある作品だったなと思います。

戦闘シーンの迫力は「これぞガンダム」っていう感じで格好良かった

──ご自身が演じるキャラクターについての印象は?

中村 イオは悪者ですね(笑)。後から作られている宇宙世紀もののガンダムシリーズって、どちらかというと地球連邦軍側が悪者になることが多いと思うんですけど、この『サンダーボルト』という作品はどちらか片方だけでなく、地球連邦軍とジオン軍両方の視点からしっかりと描かれているんです。なので、これはあくまで僕が原作を読んだ時の感想なのですが、僕の中ではどちらかというとイオが悪い奴で、ダリルが良い奴という印象を受けました。もちろん、イオにはイオなりの正義があってブレてないんですけど、それをストレートに応援したくなるかと言われれば、やっぱり違うかなって。オーディションの時に松尾監督からイオというキャラクターの立ち位置について、“万人に受け入れられる良いものでは決してない”という説明を受けましたし、僕自身もそう感じていたのでそのつもりで演じさせて頂きました。でも、完成した第1話を観させて頂いたら、そんなに悪い奴には見えなかったので良かったなって思いました(笑)。

木村 収録では原作を読んで自分が考えていたダリル像よりも若い感じに演じたので、元々あったイオと対極に近いようなダリルの部分がより鮮明に出たのかなとは思いますね。それぞれのカラーが大分違うところが原作を読んでいても面白かったし、僕にはどちらにも肩入れしたくなるような部分があったので、アニメで僕たちの芝居でそこが如実に出ていると良いんじゃないかなと思っています。

──第1話をご覧になって印象に残っているシーンなどがあれば教えてください。

中村 アニメ化されることが決まって、自分が一番気になっていたのはイオが聴いているジャズの音楽だったんです。原作ではテキストで表現されているものが実際にどういったものになるのか、楽しみでもあり分からないところでもありましたが、聴かせて頂いて「なるほどな」と思いました。また、決められた尺の中にどういう形で話を収めていくのかなと気にかかっていましたが、すごく上手にまとめられていると感じました。収録の時は少しテンポが早いなと感じていたのですが、実際に本編を観たときには全く気になりませんでした。

木村 やっぱり戦闘シーンは格好良かったですね。ダリルたちジオン軍のスナイパー部隊によって地球連邦軍が窮地に立たされてしまうシーンでは緊張感があったし、そういう戦闘シーンの迫力は「これぞガンダム」っていう感じがしましたね。音楽も重要になってくる作品で、本当のことを言うと、自分で口ずさみたかったなっていう気持ちもあるんです(笑)。でも、すごく印象的に描かれていて本当に格好良かったですね。

モビルスーツには戦場を生き抜いてきたんだなっていう渋さや格好良さを感じた

──ガンダムシリーズと言えばモビルスーツですが、本作に登場するモビルスーツをご覧になった印象は?

中村 第1話に関してはフルアーマー・ガンダムが最後に登場して終わるという内容で、たくさんのモビルスーツが出たり、戦っているシーンが多くあった訳ではないんです。ただ、この『サンダーボルト』という作品にはこれまでの作品で登場していたモビルスーツの他に、構造などが違うオリジナルのモビルスーツが登場するので、それが実際に動いているのを観るのは面白いというか、やっぱり良いなって思いましたね。ジオン軍側のダリルはスナイパー部隊なので動きがほとんどなかったし、地球連邦側も動き回ったり激しい戦闘シーンは少ないんですけど、それで見せ方が上手くて面白かったです。。僕が一番格好良いなって思ったのは、イオがジオン軍から奪ったリック・ドムで空母ビーハイヴに帰ってきた時のカットなんです。ああいうのはやっぱり『ガンダム』という作品の歴史が成せるところですよね。昔のものが今の技術で描かれるっていうだけで感動してしまいますね。

木村 最近のガンダムシリーズのモビルスーツを観ると、本当に綺麗で色鮮やかで格好良くて、何となくモビルスーツってもうそういう印象なのかなって勝手に思っていたんです。でも、この『サンダーボルト』のモビルスーツはデザイン的にも懐かしい感じですし、戦場で昔から戦ってきた機体が描かれているので、あの味というか、リアリティというか、このモビルスーツは戦場を生き抜いてきたんだなっていう感じがして、そこに渋さや格好良さを感じましたね。

派手な戦闘シーンがある訳ではないけど、無骨さだったり、人間ドラマを楽しんでもらえれば

──アニメの見どころ&オススメポイントは?

中村 ガンダムシリーズ、特に『ファーストガンダム』をご覧になっていた方にはぜひ観て頂きたいですね。その世代の方には嬉しい描写も多いと思います。懐が深いなって感じるのは、これまでのガンダムシリーズを観てなくて、ここから観始めたとしても興味を持ってもらえるポイントが幾つもあるんです。そういう意味で、この『サンダーボルト』が宇宙世紀もののガンダムシリーズを知って頂く良い機会になればと思っています。派手な戦闘シーンが特別あったりする訳ではないんですけど、無骨さだったり、人間ドラマを楽しんでもらえればと思います。

木村 戦争ものだし、ロボットものなんですけど、基本は人対人の物語なんです。戦場に向かう人の気持ちだったり、組織の中で生きる人間関係だったり、イオとダリルのように敵対する人間のぶつかり合いだったり…。そういう意味ではキャラクターも本作の中で完結しているので、これまでのガンダムシリーズをご覧になってきた方や、原作を読んでいた方にはもちろん観て頂きたいですが、今まであまりガンダム作品に触れてこなかった方に観て頂いても一つの作品として楽しめるものになっていると思います。

──では最後に、作品への意気込みとファンの方へのメッセージをお願いします。

中村 本作は配信アニメということで、家から一歩も出ることなく楽しめますので(笑)、気軽に観て頂けるんじゃないかなと思っています。アニメ化を待ち詫びていた方もきっと多かったと思います。皆さんの期待以上のものになっているという手応えを感じておりますので、ぜひご覧になって頂ければと思います。

木村 原作を読んでいましたし、収録もしていたのでどういった内容になるのか何となくのイメージはありました。でも、今回は特にプレスコ収録で自分の芝居に注力していたこともあって、完成したものを観るまでは具体的にはどうなるか想像がついてなかったんですけど、出来たばかりの第1話を観させて頂いてとても面白かったんです。本当に面白くて「これはぜひみなさんに観て欲しいな」と。1話ずつの配信ということで先の展開が気になってしまうと思いますが、そのワクワク感も楽しみつつお楽しみ頂ければと思います。

<配信スケジュール>
機動戦士ガンダム サンダーボルト 第1話
12月25日(金)正午より有料配信開始!
12月11日(金)正午より、ガンダムファンクラブにて最速先行配信決定!
セル版:¥500(税抜)/第1話(約18分)+特典映像「一年戦争に挑んだ者たち〜Documentary of Thunderbolt〜 #1」(約18分)
レンタル版:¥250(税抜)/第1話(約18分)
※販売開始日程・配信期間・配信価格は配信サービスによって異なる場合があります。詳しくは取扱いの配信サービス、もしくは公式サイトにてご確認ください。

機動戦士ガンダム サンダーボルト 公式サイト

☆公式ホームページでは第1話の冒頭3分を無料公開中!

http://gundam-tb.net/special/index.html 

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