インタビューココだけ | DOUBLE DECKER! ダグ&キリル

INTERVIEW FILE【PART:6 監督 古田丈司】 [ダブデカNavi]

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今回のINTERVIEW FILEには古田丈司監督が登場です! 『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』の制作を振り返っていただきつつ、今だから明かせる印象的な小ネタ、伏線、エピソードなどについて存分に語っていただきました!

濃密な内容をいかにアニメで表現していくか
という大変さ以上に、面白さが常にある現場でした。(古田)

──最終回を迎えた『ダブデカ』ですが、制作を振り返っていかがでしょう?

脚本チーム、メインキャラクターデザインの桂正和さん、美術さん…スタッフのみなさんの夢あふれるアイデアが、とにかく楽しい現場でした。毎話、みなさんのアイデアがいっぱいありすぎて、ひとつの話に盛り込むのがすごく難しい…という悩みは尽きなかったです(笑)。しかし、それ以上にコンテにまとめた濃密な内容をいかにアニメで表現していくかという面白さが常にある現場でした。

──オリジナルアニメということで鈴木智尋さんの脚本の印象はいかがだったでしょう?

毎回のように新しいキャラクターが出てきて、事件が起こって、レギュラーメンバーは当たり前のようにしっかりと活躍する。シナリオはとにかく面白かったので、シナリオ打ち合わせでアイデア豊富なスタッフさんと一緒に転がしながら膨らませたらどんどん面白くなる!と思いました。
例えば、当初は濃密な内容のシナリオで30分では入らないほどの情報量、だけど面白い…という贅沢な悩みがあったのですが、そこをわかりやすく伝えるために「語り」というアイデアを出して頂いて、わかりやすさと面白さを両立させるなど、意見を出し合いながらより良いものにブラッシュアップしていけたと思います。

──スタッフみなさんのアイデアが盛り込まれた作品になったのですね。

ええ。良い意味で“悪ノリが過ぎる現場”でした(笑)。

小ネタを物語の伏線に変えていく脚本の妙が随所に光る作品に(古田)

──車の手動ウィンドウ(3話)やビデオカセット(6話)など、レトロ感が過ぎる小ネタも面白かったです。

もはやほとんど使われなくなったモノって今の若い人たちにとっては逆に新鮮だと思ったんです。以前に『ケロロ軍曹』を手掛けていたときに、“観ている人が元ネタを知らなくても、こちらが面白いと確信持って堂々とやっていれば面白さは伝わるという”手応えを感じていたのが大きいですね。

──カセットテープの爪を折って保存とか、今の若い人たちは意味わからないでしょうね。

車の窓を手動で回して開ける、とかもそうでしょうね。そうした昭和な部分は、親世代の人たちにツッコんでいただいて(笑)、親子の会話のネタにしていただけたら幸せだなと思います。

──そんな意味では「ドントスィンクフィールソーグッド」は笑いを交えたオマージュかと思いきや…。

大切なことは笑いに包んでコッソリと混じらせておく。鈴木脚本の得意技のような気がしているのですが、まさにこの伏線は真骨頂だったと思います。まさかの小ネタが話の核心に繋がっていくなんて、なかなか気づかないと思います。その一方で、ブルース・リーを知らない世代の皆さんもこれを期にブルース・リー作品に触れていただけたりしたら嬉しいですね。

──サブタイトルだけでなく、本編の大事なところで映画(『ユージュアル・サスペクツ』など)のオマージュがあったり、知っていればいろんなオマージュ作品に触手が動いてしまいます。

もちろん、元ネタを全く知らなくても楽しめる工夫は盛り込んでいます。そのうえで、13話それぞれ、1話ごとの色をわかりやすく変えたかったんです。映画や刑事ドラマへのオマージュもそうですが、6話の「警察24時」モノのパロディはバラエティ番組感を強く意識した回で印象深いです。バラエティ番組のようなテロップも導入していますが、このエピソードの制作時は「警察24時」関連の映像を流しっぱなしにしつつ、『めちゃイケ』などのバラエティ番組のテロップ技もじっくり勉強しました(笑)。

──余念がないですね…。そんなバラエティ色豊かな本編に加えて、Blu-ray & DVDでは、EXTRA巻の発売も決定しましたね。

本編以上にバラエティ色豊かで気楽に観られる内容になっています。外国ドラマや実写を意識した本編とは演出方法も変えていて、アニメの手法に寄せた演出になっていますので、印象がガラリと変わると思います。某キャラの“ロマンスが始まってしまうかもしれない”エピソードでは、キャストの皆さんに「90年代のトレンディドラマ感でお願いします!」と話したんですが、天﨑滉平さんにはまったく伝わらなかったと思います…(笑)。ほかにも、SEVEN-Oのメンバーで温泉へ行く回があったり、13話に渡って謎を多く残したソフィーの本音がちょっと覗けたり。本編だけでは知り得なかった各キャラクターの魅力が詰まったモノになると思います。ゲストのキャスティングにもぜひ注目していただければ。

※なお、Blu-ray & DVD第3巻のブックレットでは、古田監督に制作秘話をじっくりと語っていただいたインタビューを掲載します!

PROFILE

古田 丈司(ふるたじょうじ)
アニメ演出家。『七つの大罪 戒めの復活』、『エルドライブ』、『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEレジェンドスター』、『聖闘士星矢 黄金魂 -soul of gold-』などで監督を手がける。

<Blu-ray&DVD第2巻>


『 DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』Blu-ray&DVD 第2巻
2019.1.29 on sale

(全3巻)
第1巻 Now on sale
第3巻 2019.3.26 on sale
Blu-ray 各10,000円(税抜) DVD 各9,000円(税抜)
発売・販売:バンダイナムコアーツ

3本の完全新作エピソード!
「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」 EXTRA
配信&発売情報

配信スケジュール
2019年2月10日(日)12:00配信開始 EX #01「七人の刑事の日常!」
2019年3月10日(日)12:00配信開始 EX #02「インファナル・アンフェア!」
2019年4月10日(水)12:00配信開始 EX #03「刑事カリアゲ 湯けむり殺人事件簿!」
※詳しくは公式サイトをご確認ください。

Blu-ray&DVD情報
2019年5月24日(金) Blu-ray&DVD 発売

DOUBLE DECKER! ダグ&キリル 公式サイト

DOUBLE DECKER! ダグ&キリル BVC特集サイト

続きを読む

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

© BANDAI NAMCO Arts Inc. All Rights Reserved.