第四章「密林」

　１９９９年、地球に落下した異星人の宇宙戦艦をめぐり、地球統合戦争が勃発。開戦から８年が経過し、ベテランパイロットたちが次々と失われていった時代。統合軍の青年パイロット、工藤シンと、マヤン島の巫女、サラ・ノームの２人は、密林で反統合同盟のノーラ部隊によって捕らわれの身となってしまう。そして、アリエスもまた同じくして、反統合同盟のアジトへと連行されてしまう。


そこで３人はアリエスの恩師でもあるハスフォード博士と出会い、ハスフォードこそが、反統合同盟の黒幕であもり、指導者であることを知る。過去のトラウマに怯えるサラと、不信感を抱くアリエス。そんな２人にハスフォードは"鳥の人"の伝説を語り始める。



　一方、マヤン島上空では、ＶＦ-０Ｓを操縦する統合軍パイロット、ロイ・フォッカーと反統合同盟パイロット、Ｄ・Ｄイワノフが再び宿命の対決を繰り広げていた。
　渦巻く陰謀と激戦の中、運命の鍵を握るプロトカルチャーの遺跡"鳥の人"が目覚め始める…。