世界一の花火があがる日、天国の妹にささげた花火。

高良健吾コメント付 PV公開中

「おにいちゃんのハナビ」公式サイト

「おにいちゃんのハナビ」公式サイト

新潟の片貝まつりで花火が打ち上げられる9月9日。高校生の華(はな)が半年の入院生活を終えて自宅に戻ると、兄の太郎がひきこもりになっていた。頭が良くて優しい自慢の兄は、今や妹にさえ背を向けて、2階の自室に閉じこもるようになっていたのだ。両親はなすすべもなくただ見守っているだけだったが、華は昔の兄を取り戻すべく、乱暴なまでの勢いで兄を外へ連れ出そうとする。一緒に街へ買い物に出かけ、アルバイトをみつけ、ついには片貝まつりの成人会に兄を参加させようと集会所にのりこむ華。そんな妹の健気な後押しに勇気付けられた太郎は、新聞配達として働き始め、成人会にも一人で出かけるようになり、次第に心を開いてゆく。しかし、冬も近づいたそんなある日、華が入院してしまう。白血病が再発したのだ。毎日面会に通ううちに、太郎は華にとって花火が幸せの象徴であることを知り、自らある行動を起こすことを決意する。

2005年の秋に放映されたテレビ・ドキュメンタリーがすべての始まりでした。新潟県中越地震の1年後を見つめるそのドキュメンタリーは、新潟県小千谷市片貝町の片貝まつりが軸となっていました。400年の伝統と世界一の四尺玉花火を誇る片貝まつりは、町民が子供の誕生や成人、還暦などを祝して、神社に奉納する形で花火を打ち上げます。花火のひとつひとつに人生のドラマがありましたが、そこで紹介されたあるエピソードに、国本雅広監督は心打たれ、ぜひ映画にしようと決意します。
それは、成人を迎える兄が、亡き妹のために、一年かけて準備し、片貝まつりで花火を打ち上げる話でした。

病弱な華のため東京から引っ越してきたことで孤独な高校生活を余儀なくされた太郎を演じるのは、出演作が目白押しの活躍を見せる高良健吾。家族にも心を閉ざした青年が妹の声援によって明るさを取り戻していく過程を、繊細に、ときにコミカルに、ときに力強く演じて、演技者としての一層の成長を見せています。そんな太郎をとびきりの笑顔で応援しつづける妹の華を演じるのは、映画にドラマに舞台に活躍の場を広げる谷村美月。病気が再発しても決して弱音を吐かず、兄の変化を喜び、家族が昔のように仲良くなることに心を砕く、そんな華の優しさと強さを全身で表現しています。

毎年9月9日・10日に開催される片貝まつりは、浅原神社の秋季例大祭です。片貝花火の起源は、今から400年前の江戸時代初期に遡り、浅原神社のお賽銭代わりに花火を奉納したことから、花火の打ち上げが始まったと言われています。1891(明治24年)には片貝で初めて三尺玉が4発打ち上げられ、三尺玉発祥の地となりました。また、1985年(昭和60年)には直径800メートルの大輪を咲かせる四尺玉が打ち上げられ、全国的に有名になるとともに、世界一の花火としてギネスにも認定されました。祭りの当日、片貝の町では、浅原神社への花火の玉を奉納する「玉送り」や、花火打ち上げの成功と無事を祈る「筒引き」など、古式ゆかしい伝統行事がおこなわれ、花火への期待を盛り上げていきます。花火を打ち上げるのは、子供の誕生、成人、結婚、還暦、初孫の誕生、家内安全、商売繁盛など、さまざまな願いを込めた町民たちによるものが主体です。個人や家族単位だけでなく、地元の片貝中学校を卒業と同時に同級生で結成する「会」単位で花火を打ち上げます。その最初の記念碑的な打ち上げが成人会で、以後、還暦まで、人生の節目で会ごとに花火を打ち上げ、絆を強めていきます。ちなみに、成人による大仕掛け花火の奉納が始まったのは、昭和25年のことでした。

藤井フミヤが、映画『おにいちゃんのハナビ』のために書き下ろした最新曲が、「今、君に言っておこう」だ。
映画に深く感動して作り上げた主題歌で、詞曲ともに自身が手がけた書き下ろし曲は、2007年以来、実に3年ぶり。
おにいちゃんからハナに捧げる「ありがとう」の気持ちが、心を込めて歌いあげられる。

小千谷市公式HP

おぢやファンクラブHP

片貝まつり迎賓館HP

BCXJ-0229
4,800円(税抜)
160分予定(本編119分+特典約41分)
リニアPCM(ステレオ)
AVC/BD50G
16:9<1080p High Definition>
聴覚障害者対応日本語字幕付
(ON・OFF可能)
視覚障害者対応副音声付

BCBJ-3786
3,800円(税抜)
160分予定(本編119分+特典約41分)
ドルビーデジタル(ステレオ)
片面2層/16:9(スクイーズ)/ビスタサイズ
聴覚障害者対応日本語字幕付
(ON・OFF可能)
視覚障害者対応副音声付

詳細はこちら

詳細はこちら

■予告編・メイキング
(須藤家のキャストたち(高良健吾、谷村美月、宮崎美子、大杉漣)が、片貝まつりに触れ、新潟の空気に触れて
「須藤家」になっていく様子をつぶさに追いかけたドキュメンタリー)

■Blu-ray&DVDともに、すべての方にご覧いただけるバリアフリー仕様

レンタル版も同時リリース!(発売・販売元:ポニーキャニオン)

関連情報

.ANIME限定!豪華特典付DVDを発売!
【声優:神谷浩史 朗読CD付】
「おにいちゃんのハナビ」
DVD+おためしマンガセット

5,000円(税抜)
http://www.dot-anime.com/

WEBコミック
「おにいちゃんのハナビ」
(作:渡瀬のぞみ)
絶賛配信中!

http://www.comic-gekkin.com/

1話・2話配信中
3話 2011年2月25日配信開始!

少女漫画の名手・工藤郁弥が描いた
漫画版「おにいちゃんのハナビ」
コミックス2月発売決定!!
(集英社 マーガレットコミックス)

映画を完全漫画化した表題作ほか、新潟を舞台に
したオリジナル読みきりを収録。
おまけ要素満載の1冊。

『おにいちゃんのハナビ』オリジナル・サウンドトラック
音楽:小西香葉・近藤由紀夫(MOKA☆)

CD番号 :PG-1010/発売元 :SWEET REASON RECORDS/販売元 :PAKCHYS Inc. /¥1,810 (税抜)

楽曲解説、試聴はコチラのHPで →http://pakchys.com/cd/hanabi/

時に優しく、時に哀しく奏でられるサウンドトラックは “夜空へ祈りを込めて打ち上げる 16発の音楽花火”。心の陰影を映し出す、繊細な珠玉音楽集。
【収録曲】
おにいちゃんのハナビ /雪道/圏外の天国/CYCLING SLOPES/想い出づくり/紅舞華夢想/ハナビDeparture/暗いはクール /過去からのメール/こぎ出したペダル/ひきこもる/GO TO THE TOWN/法被/タロウの窓/運命/引き分け

朝日文庫
『おにいちゃんのハナビ』
ノベライズ版
小路幸也著 西田征史原案
絶賛発売中

http://publications.asahi.com/

主題歌:藤井フミヤ「今、君に言っておこう」好評発売中!
(Sony Music Associated Records Inc.)
感動のエンディングを彩るフミヤ3年半ぶりのニューシングル
映画「おにいちゃんのハナビ」主題歌 藤井フミヤ「今、君に言っておこう」

■初回生産限定盤[CD+DVD] AICL 2175〜6 ¥1,429 (税抜)
※今、君に言っておこうMUSIC VIDEO: 高良健吾出演による、映画「おにいちゃん
のハナビ」1年後のストーリーを描いたSpin Off Versionと、ここでしか見れない
Fumiya Only Versionの2バージョンを特別収録!
■通常盤[CD] AICL 2177 ¥1,165 (税抜)
http://www.fumiyafujii.net

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