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SABU監督×松山ケンイチ『天の茶助』完成披露舞台挨拶レポート

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『弾丸ランナー』、『うさぎドロップ』などを手掛け国内はもとより海外からも熱い視線を集め続けるSABU監督最新作、映画『天の茶助』(6月27日より全国ロードショー)の完成披露舞台挨拶が東京・新宿ピカデリーで行われた。主演の松山ケンイチさん、大野いとさん、大杉漣さん、伊勢谷友介さん、玉城ティナさん、SABU監督が登壇した。豪華な顔ぶれが集結する本会場には、平日の夜にも関わらず観客席は満員。マスコミや報道陣も数多く、本作の注目度の高さが物語る華やかな舞台挨拶となった。

左から、SABU監督、大杉漣さん、松山ケンイチさん、大野いとさん、伊勢谷友介さん、玉城ティナさん

4年ぶりの再タッグ!松山ケンイチさんがSABU監督への愛を語る―

本作は、松山ケンイチさん演じる天界に住み人間のシナリオを書く脚本家たちの茶番頭の茶助が、大野いとさん演じる事故で死ぬ運命にある女性ユリを救うため、下界に降り奮闘する姿を、南国・沖縄を舞台に描いた、笑いあり、涙あり、そして愛とスリルが疾走するエンターテインメント作品。『うさぎドロップ』に続き、SABU監督との再タッグとなる主演の松山ケンイチさんは「沖縄の方々のご協力があって完成した作品です、皆さん、楽しんでいって下さい」と、全編沖縄ロケである本作の完成を沖縄への感謝も込めて挨拶した。
約4年ぶりとなるSABU監督の印象について聞かれた松山さんは「監督のものすごく正直な所が好き。撮影でつい熱くなり過ぎると、監督からOKが出ているのに役者から付け足してしまう時がある。そういった時はどうするのか、監督に直接聞いたら『やらせて、編集で切る』って。(笑)」と、エピソードを語り「そのときの言葉が心にズシッと響いていて、SABUさんなら信用できる、絶対またやりたいって、強く思ったんです!」と、一人の俳優として監督に惚れたキッカケを明かしてくれた。

主要キャストが明かすそれぞれの撮影時の心境―

言葉を話せない可憐な女性・新城ユリを演じた大野いとさんは「撮影前に脚本を読んだとき、ユリはしっかりと強い意志を持った女の子だなと感じました。普段の私とはタイプが違うのですが、撮影していく内にだんだんユリが、愛おしく思えてきて、最後はユリが大好きになりました!」と、真摯に向き合って演じた撮影時の心境を慎重に語ってくれた。初監督作品『弾丸ランナー』から始まり、本作が8回目の出演になる大杉漣さんは「SABU監督とは、30年くらいの付き合いで、仲良くさせてもらっています。それでも、現場に行くと、監督と役者との距離や関係を非常に大切にしていて、いつも落ち着いた目でリアクションする、信頼できる監督です」と、松山さんに続く、ラブコールを熱く述べた。青春時代、リアルタイムで監督作品を見てきた伊勢谷友介さんは「一見、恐そうじゃないですか(笑)。現場でどんな大声を張り上げるんだろうと内心思っていましたが、優しくて役者が集中できる現場で、最初にイメージしていたのとは違うので驚きました」と、SABU組の初出演となる喜びも交えながら第一印象を振り返った。

本作が映画デビュー!モデル・玉城ティナさんに伊勢谷さん、大杉さんが絶賛!

そして記念すべき映画デビューとなる地元沖縄出身の玉城ティナさんは「普段のお仕事とは全然違うので緊張しましたが、地元である沖縄の映画に携われて嬉しいです」と、大勢の観客と華やかな会場に少し緊張気味ながらも堂々と語ってくれた。それに対して大杉さんからは「堂々としていましたね!」続いて伊勢谷さんは「堂々とし過ぎていたくらいだよ!(笑)」と、今後の活躍を期待されたコメントに玉城さんは「ありがとうございます!!」と、照れ笑いを見せた。

会場騒然!?キャスト陣のラブコールにSABU監督から一言

キャスト陣からベタ褒めを受け照れくさそうな表情を浮かべるSABU監督は「僕が正直者というのならば、(キャストの)みんな嘘つきです!(笑)」と、監督からの思わぬボケツッコミにキャスト陣一同は大爆笑。現場のチームワークの高さが伝わってくる和やかな雰囲気に包まれた。

ベルリン国際映画祭に選出!SABU監督、松山さんが明かす現地での確かな手応え

世界三大映画祭の一つ、第65回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に選出され、ワールド・プレミアとなった本作品。ベルリンで監督と一緒に本作を観たことが印象的だった松山さんは「僕が観て面白いと思っていたところ以外でも、予想外のところで笑いがおきたり、現地の反応にびっくりすることが多かった」とコメント。監督も「これまで8回行きましたけど、反応が毎回全然違う。僕の作品はどちらかというと不真面目なのでなかなかコンペティション部門には選ばれないのですが、今回はコメディでも選ばれたということで、いかに俺がすごいかということがやっと分かってもらえたかなと」と、冗談まじりに話し、公式上映チケットが前売り発売開始後30分で完売となった本作の手応えを力強く語ってくれた。

松山さんから最後の一言“運命に対してこの作品を通じて受け取って貰えれば”

最後に松山さんは「本作は『運命』がテーマの一つ。それはネガティブにも、ポジティブにも捉えられる。色んな人にも使える言葉だとも思う。運命に対してこの作品は何かしらのメッセージがあります。この作品を通して受け取って貰えれば」と熱くメッセージを贈り、舞台挨拶は温かい拍手の中、終了した。

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