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ボンズ制作による史上最強・最高の時代劇アクションアニメ!『ストレンヂア -無皇刃譚-』10周年記念スタッフトーク付き上映会レポート

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大ヒットアニメ『鋼の錬金術師』『交響詩篇エウレカセブン』など、人気作品を多く手掛けるアニメーションスタジオ・ボンズ(BONES)が2007年に制作した、完全オリジナル時代劇アニメーション『ストレンヂア -無皇刃譚-』(以下『ストレンヂア』)のスタッフトーク付き上映会が、公開から10年の時を経て、2017年9月28日(木)、新宿ピカデリーにて開催された。上映後に行われた舞台挨拶には、監督の安藤真裕さん、人物設計の斎藤恒徳さん、メインアニメーターの中村豊さん、音響監督の若林和弘さん、プロデューサーの南雅彦さんが登壇。満員御礼となった舞台挨拶の模様をレポートする。

豪華ゲスト5名が登壇し、トークショーがスタート!

本編の上映が終了すると、会場内は大きな拍手に長い間包まれた。早速ゲスト5名が登場し、ファンの方々へ一言ずつ挨拶の言葉を述べ、トークショーがスタート。会場のお客さんに本作を観た回数を聞いてみると、初めて観た方はわずか10名程。公開当時に新潟から15回も都内に通った方や、5周年記念イベントの時に安藤監督に手作りのTシャツをプレゼントした韓国の方などのエピソードが語られ、時が経っても作品への愛が尽きることのないファンの熱さが改めて明らかになった。

安藤監督のコメントで振り返る10年

そして、ここから10年間を振り返っていくことに。公開当時に「初日舞台挨拶の時にやっと完成したんだって思い、肩の荷が下りました」とコメントした安藤監督。そのコメントについて聞かれた安藤監督は「脚本、絵コンテ、音、色など一つ一つ完成する毎に区切りはあったんですけど、最終的にはお客さんに観てもらって本当に自分の手を離れたんだなって思いました」と当時の想いを語り、舞台挨拶時に作品のためならと名無しのコスプレで登場したことも思い出していた。5周年記念イベントの時には「自分にとって『ストレンヂア』は初めて監督した作品。それ以降、アクション作品の依頼が一件も来ないので(笑)、やりきっておいて本当に良かったです(笑)」と安藤監督。再び昔のコメントについて聞かれた安藤監督は「『ストレンヂア』でアクションものとして一つ出し切れたので、その後はやってみたいけどなかなか出来なかった企画を気兼ねなくやれました」と語った。

監督とのやり取りとはまさに格闘!?

そして、話は安藤監督を支えたスタッフの方々へ。メインアニメーターの中村さんは『ストレンヂア』以降の作品で安藤監督と一緒に仕事をしておらず、中村さんからたまに提案をされても安藤監督は「中村さんとやる時はビッグタイトルで!」と断っていたことを明かした。人物設計の斎藤さんと安藤監督の当時のやり取りについて、安藤監督は「お互いがイメージするものの落とし所がすごく難しくて、デザイナーさんとのやり取りは格闘に近い」と表現。さらに続けて「それ以降に一緒にやった作品は原作があったんですけど、『ストレンヂア』の場合はゼロから。キャラクターを一つ作るにしても、顔の傷をどこに付けるかとかでいちいち悩んで大変だった」と語った。一方の斎藤さんは「自分は頭身を高く描く癖があるんですが、安藤さんはアクションの人なのでなるべく頭身を低めにして動きやすくしたい。髪の毛も最初は長かったんですけど、もうちょっと短くしてもらえないかとか。そういうところでの擦り合わせはしょっちゅうやっていましたね」と当時を振り返った。

羅狼役・山寺宏一さんは凄い人! そして、安藤監督にサプライズが!!

中国語でのアフレコについて聞かれた音響監督の若林さんは「日本語も中国語も喋れる人はそんなにいないので、Wキャストで似た声の方をキャスティングしていました。ただ、山寺(宏一)さんは『僕が中国語喋れた方がいいですよね』と言ってくれて、ご自分で中国語の先生を付けてレッスンを受けてアフレコに臨んでくれました」と驚きの裏話を語った。また、イベントに初参加となった中村さんと斎藤さんは『ストレンヂア』という作品はどのような存在かと聞かれ、それぞれの熱い想いを言葉にした。ここで、『ストレンヂア』宣伝のためにツイッター上にイラストを上げている中村さんと斎藤さんの作品がスクリーン上に映され、会場は大いに盛り上がった。トークショーも終わりに近付いてきたところで、安藤監督&斎藤さん&中村さんの貴重なイラストとサインが入った色紙をかけた安藤監督とのじゃんけん大会を開催。見事に幸運な3名の方が色紙を手にした。さらに、9月1日に誕生日を迎えていた安藤監督にサプライズ。飛丸が描かれた誕生日ケーキがプレゼントされ、「ハッピーバースデー」をファンの方々と一緒に歌って会場全体で安藤監督を祝福した。

10年の月日が流れ、それぞれの想いを語る

ファンとの記念撮影も終わり、最後はゲスト5名が『ストレンヂア』という作品についてコメント。安藤監督は「後からBlu-rayやDVDで観た人に映画館で観たかったなと思わせられれば後世に残るという想いで作っていました」と語り、作品制作に関わった全ての人に感謝の言葉を述べた。中村さんは「15周年、20周年ってきっとあるよな(笑)。これから展開があるといいな」とファンの期待を煽るコメント。斎藤さんは「今まではイベントへの参加をずっと断っていたんですけど、安藤さんからのメールを読んで決心が着きました」と熱いエピソードを明かし、「たまに棚から出していつまでも観てもらえる作品であってほしい」と続けた。若林さんは「会社の看板になる作品に関わらせて頂けて非常に嬉しいです。10年経っても古いものにならないよう、映像も音響も当時のベスト以上のものを目指してやりました」と語った。最後に、南プロデューサーは「皆さんと一緒に観ていたんですけど、10年経つと涙脆くなりますので、もうボロボロでした。10年経って観ても古いアニメーションには全く観えないし、逆に今では絶対に出来ない作品だぞという自負があります」と力強く語ると、会場のファンからは大きな拍手が巻き起こった。ファンの深い愛情に支えられ、公開から10周年を記念して開催された『ストレンヂア -無皇刃譚-』スタッフトーク付き上映会は幕を閉じた。

左から中村豊さん、斎藤恒徳さん、安藤真裕監督、若林和弘さん、南雅彦プロデューサー

<Blu-ray発売情報>

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<配信情報>

ストレンヂア -無皇刃譚-
バンダイチャンネル他にて配信スタート!
※詳細は公式サイトにて後日発表させて頂きます。

ストレンヂア -無皇刃譚- 公式サイト

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