レポート　|　ウルトラマンオーブ

2016.6.13 UP

ウルトラマンTVシリーズ最新作『ウルトラマンオーブ』製作発表会レポート

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歴代ウルトラ戦士のパワーをかりてフュージョンアップ（＝変身）する光の戦士ウルトラマンオーブと、次々に甦る魔王獣との戦いを描くウルトラマンシリーズ最新作『ウルトラマンオーブ』が、2016年7月9日より放送スタート！　メインキャストに加え、前作『ウルトラマンX』に続いてメガホンを執る田口清隆監督が登壇した「ウルトラマンオーブ製作発表会」が、6月9日、東京ビッグサイト「東京おもちゃショー2016」内バンダイブースステージにて行われた。主題歌ならびにアーティストの発表、さらにはウルトラマンオーブがお披露目されるとあって会場には多くのマスコミが駆けつけた。

ウルトラ42番目のヒーロー「ウルトラマンオーブ」の登場に会場は大盛り上がり！

放送開始まで残り1ヵ月となったウルトラマンシリーズ最新作『ウルトラマンオーブ』の製作発表会には、新ヒーロー「ウルトラマンオーブ」となって戦う風来坊の青年・クレナイ ガイ役の石黒英雄さん、怪奇現象を追跡するSSP（サムシングサーチピープル）のメンバーである夢野ナオミ役の松浦雅さん、早見ジェッタ役の髙橋直人さん、松戸シン役のねりお弘晃さん、クレナイ ガイの宿敵であるジャグラス ジャグラー役の青柳尊哉さん、ナオミの叔父で特捜チーム・ビートル隊隊員の渋川一徹役の柳沢慎吾さんをはじめ、メイン監督を務める田口清隆さん、そして42番目のウルトラヒーロー「ウルトラマンオーブ」が登壇した。

作品への意気込みなどを聞かれた田口監督は「去年はこの場（前作『ウルトラマンX』の製作発表会）で“ウルトラマンの原点回帰”、王道を目指すという話をさせて頂きました。今年はウルトラマン放送開始50年という節目の年であり、本来ならば総決算ということになるのですが、それをあえてやらずに、今までのウルトラマンにとらわれない自由な発想で、いろいろと実験を試みながら新しいことにチャレンジしようと思っています。未来に向けて新しいことをやろう、迷ったら遊べと、スタッフやキャストには言いました。今までとはかなり違うウルトラマンを、みんなで楽しみながら作っています」と自信に満ちた表情で語っていた。

一方、本作への出演が決まった時の感想を聞かれた石黒さんは「子供の頃に憧れていたウルトラマンに、まさか自分がなれるとは思っていなかったので本当に嬉しかったです。全力で挑みたいと思います」と力強く語った。また、自身が演じるジャグラス ジャグラーという役柄について聞かれた青柳さんは「ここではまだ多くを語れないのですが、僕も左手に“オーブリング”を持っていますので、ガイたちと戦っていくことになるのかなと。いろいろなことが今後明かされていきますので、放送を楽しみにして頂ければと思います」と、今後の展開に期待感を滲ませた。

主題歌を担当する“アニソンの帝王”こと水木一郎さんがサプライズゲストで登場！

そんな中、第1話に登場する風ノ魔王獣マガバッサーが会場に出現。石黒さんが「光の力、おかりします」と叫ぶと、新ヒーロー「ウルトラマンオーブ」が颯爽と登場。ウルトラマンとウルトラマンティガの力をかりてフュージョンアップ（＝変身）した「ウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオン」などタイプチェンジ姿を次々に披露。風ノ魔王獣マガバッサーと壮絶な戦いを繰り広げ、会場は大いに盛り上がった。

また、イベント当日は主題歌「オーブの祈り」を“アニソンの帝王”こと水木一郎さんが担当することが発表された。作詞・作曲をTHE ALFEEの高見沢俊彦氏が担当し、2人組音楽ユニット・ボイジャーも参加する。曲の印象について聞かれた水木さんは「デモテープを聴いた時、歌詞も良いし、メロディも覚えやすいし、子供たちが口ずさんでくれる王道のヒーローソングだと確信しました。これまで劇場版の主題歌は何曲か歌わせて頂いたのですが、ウルトラマンのTVシリーズは初めてなので、ボイジャーと一緒に頑張って歌っていきたいと思います」と自信たっぷりに語っていた。

イベントの終わりには、キャストを代表して石黒さんがファンへメッセージ。「夢と希望を与えられる、本当に素晴らしい作品になっていると思います。最後まで全力で頑張りますので、一人でも多くの方に作品を観て頂ければと思います」と作品をアピールした。しかし、全員がステージから去った後、なぜか柳沢さんが再び登場し、連れ戻しに現れた石黒さんと寸劇を繰り広げる一幕も。最後は、柳沢さんの決め台詞「あばよ！」で締め、この日の製作発表会は幕を閉じた。

ウルトラマンオーブ 公式サイト

©円谷プロ
©ウルトラマンオーブ製作委員会・テレビ東京

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