『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』先行上映＆生コメンタリー＆ラジオ公録イベントレポート

レポート　|　コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜

2015.12.15 UP

『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』先行上映＆生コメンタリー＆ラジオ公録イベントレポート

監督・水島精二×脚本・會川昇×キャラクターデザイン：伊藤嘉之×アニメーション制作・ボンズという『鋼の錬金術師』を生み出した豪華スタッフ陣が再び集結したオリジナルTVアニメーション『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』のイベント「超人フライデーナイトSP」が、12月11日、TOHOシネマズ新宿にて開催された。イベントでは第11話の最速先行上映をはじめ、ゲストによる第1話の生コメンタリー上映、ラジオ「コンクリート・レボレディオ」の公開録音など内容盛りだくさん。さらに、TVシリーズ第２期の放送が決定したことも発表された。そこで今回は、第11話先行上映後に行われた第1話生コメンタリー上映とラジオ公録の模様をレポート。

第1話生コメンタリー上映ではゲストたちによる爆笑トークが連発！

大のアニメ好きとして知られ、本作にも出演しているフリーアナウンサー松澤千晶さんの司会進行で始まった本イベント。物語が佳境を迎えた第11話の上映終了後には星野輝子役の上坂すみれさん、風郎太役の中村繪里子さんのキャスト陣に加え、水島精二監督がステージに登壇した。水島監督が当日の昼までスタジオ作業をしていたと明かすと、会場からは驚きの声が上がっていた。そんな中、ステージに用意された椅子に座り、第1話の生コメンタリー上映がスタート。水島監督は本作のマスコットキャラクターであるウルが口を動かして話す時とそうでない時の違いや、エンディング映像には様々な謎が隠されていることなどを明かした。また、エンディング映像について水島監督は「視聴者の方が色々と考察してくれたりするので嬉しい」と喜びを語っていた。

輝子の公式コスプレイヤーである御伽ねこむさんの登場に男性陣はデレデレ!?

第1話の生コメンタリー終了後には人吉爾朗役の石川界人さんが合流。国内の優れた作品やクリエイターを表彰する「第20回アニメーション神戸賞」で個人賞を受賞した水島監督へ石川さんから花束が贈られた。さらに、輝子の公式コスプレイヤーを務める御伽ねこむさんも登壇。客席からはもちろん、ステージ上の上坂さんや中村さんからも「可愛い」を連発され、照れくさそうなねこむさん。一方、ねこむさんの露出度の高い衣装に目のやり場に困っている石川さんの姿に水島監督は大爆笑していた。また、トークコーナーのラストには水島監督から第2期シリーズの放送が決まったとの発表があり、会場は大きな拍手に包まれた。第2期では『魔法少女まどか☆マギカ』の虚淵玄さんや『キルラキル』の中島かずきさんが脚本に参加することが明かされると、松澤さんから「みんな生きて帰れますか？」という質問が。石川さんや中村さんからも「僕たちのキャラクターは生きていますか？」と不安を吐露する一幕も。それに対し、水島監督は「虚淵さんとは割と平和な作品を作ったので、今回は…と思っています」と思わせぶりな答えが。放送が残されている第12話と第13話の展開に注目だ。また、第2期シリーズへの意気込みを聞かれた石川さんは「第1話でも大人になった爾朗だったり、未来の話だったり、雰囲気はお届けできていると思います。そういったものがバックボーンとして見えてきて、また爾朗を演じることができるというのは役者として楽しみにしています」と語っていた。上坂さんは「爾朗と輝子が離れた後の物語が第1話でもう描かれいて、それを埋める話が放送中の第1期シリーズで描かれつつあって、第2期シリーズにどう繋がっていくのか気になります。超人課の今後が楽しみです」とコメント。一方、中村さんは「風郎太はオバケなので死ぬことはないんじゃないかなって個人的には思っているので、どなたに脚本を書いて頂いてもたぶん生き残れるんじゃないかと思っています」と語り、会場を笑わせていた。

ラジオの公録中に誕生日プレゼントを貰った上坂さんは大喜び！

続いては、上坂さんと中村さんがパーソナリティを務めるラジオ番組「コンクリート・レボレディオ」の公開録音へ。ゲストに水島監督と石川さんを迎えてトークを展開した。その中で、次回の番組更新日が上坂さんの誕生日に近いということで、サプライズプレゼント（どてらとこんぺいとう）が用意された。会場にいる全員で定番のバースデーソング「ハッピーバースデートゥーユー」を斉唱し、プレゼントを受け取った上坂さんは「私、24歳になりました」と笑顔を見せていた。しかしその後は、リスナーから寄せられた“魔法でやって欲しいこと”を叶えるコーナー「メテオテールにお願い!!」で、上坂さんが先輩である3人にガチなダメ出しをすることになり、笑顔から一転して困った表情を見せていた。約2時間にわたって開催された楽しいイベントは終わりを迎え、最後は登壇者たちが一人ずつコメント。それぞれが会場に駆けつけたファンへ感謝のメッセージを送り、この日のイベントは幕を閉じた。