レポート | Dimension W

朗読劇&トークショー&ライブなど内容満載のTVアニメ『Dimension W』スペシャルイベントレポート

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今年1月から3月に渡ってTOKYO MX、BS11他にて放送された近未来SFアクションアニメ『Dimension W』のスペシャルイベントが、8月14日(日)、東京・ティアラこうとう大ホールにて開催された。イベントではマブチ・キョーマ役の小野大輔さん、百合崎ミラ役の上田麗奈さん、アルベルト・シューマン役の石田彰さん、ルーザー役の中村悠一さん、エリザベス・グリーンハウ=スミス(エリー)役の鈴木絵理さんが参加した朗読劇をはじめ、キャスト陣によるトークショーや、Blu-ray第6巻特典OVAのコメンタリー付き上映に加え、本作のエンディング主題歌「Contrast」を担当したFo'xTailsのライブなどが行われた。そこで今回は、見どころ&聴きどころ満載の内容で熱く盛り上がったスペシャルイベントの模様をレポートする。

サプライズも用意され、キャスト陣の熱演が光った朗読劇!

まずはキャスト陣が参加した朗読劇から。内容は、新規エピソードを交えつつ、TVアニメ『Dimension W』を映像と朗読で振り返るというもの。chapterが全部で3つに分かれており、chapter 1はキョーマとミラの視点から、chapter 2はルーザーとエリーの視点から描かれ、最後のchapter 3は物語のクライマックスとなるイースター島編をアルベルトの視点で描く内容となっていた。そんな中、ファンには嬉しいサプライズも!

chapter 1のアバン後に本編のOP映像が流れたのだが、いつもはキョーマがダンスを踊っているシーンで、なんとミラがダンスを披露。この演出に観客からは大きな歓声があがっていた。他にも、chapter 1ではミラと初めて会った時のキョーマの心情などがモノローグとして追加されていたり、chapter 2ではTVアニメ化されていないルーザーとエリーの出会いのシーンなども追加されていた。また、chapter 3では巨大企業ニューテスラエナジー社・次元管理局所属の精鋭チーム「Qi」の調査主任であり、キョーマの元戦友でもあるアルベルトのナレーションでイースター島編を振り返った。
TVシリーズの時とは異なり、時間軸がより分かりやすく構成されていたこともあり、まるで一本の映画を観ているような感覚で楽しめた朗読劇だった。さらに、ステージに登場したFo'xTailsがエンディング主題歌「Contrast」を熱唱するなど、約70分にも及んだ朗読劇を最後まで盛り上げた。

阪口大助さんを司会進行役に迎えたトークショーは爆笑の連続!


続いては、キャスト陣が再びステージに登壇し、本日のシークレットゲストであるハリソン・イーストリヴァー(ハリー)役の阪口大助さんを司会進行役に迎えたトークショーがスタート。

1つ目のコーナーは「コイルナンバーズトーク」。これは引いたナンバーズの番号に合わせた質問に対して、回答していくというもの。まずは小野さんが挑戦し、引いたナンバーズのお題は「最近した大きな選択は?」。この質問に対し、小野さんは「OP映像のダンスを踊ろうと思って練習しました」と答えると、司会の阪口さん含め会場全体が「踊って〜」という空気に。仕方ないと言いつつも、ダンスを披露した小野さんには観客から大きな拍手が送られていた。次に挑戦した上田さんが引いたナンバーズのお題は「キョーマのような変なこだわりはありますか」。これに対して、上田さんは「やることを全部やってからトイレに行きます」とコメント。これには出演者含め会場全体がリアクションに困ったような空気に。

2つ目のコーナーは「ハリーの深堀りアンケート」。これは事前アンケートに対してのキャストたちの回答を紹介するというもの。「演じたキャラクターとの共通点は?」というアンケートに対する中村さんの答えが「肉が好き」。阪口さんの「ルーザーって、そんなキャラでしたっけ?」というツッコミに対し、中村さんは「ルーザーと似ているところを考えたんですけど見つからなかったので、自分の特徴にルーザーを近づけていった結果がこれです」とコメント。同じ質問に対する鈴木さんの答えは「低血圧」。私が低血圧だからエリーもきっとそうに違いないと語り、中村さんと同じく、願望が入った回答に会場は笑い声に包まれた。一方、石田さんは「髪が長いところ。獣感。スナイパーであるところ。アロハが似合う」と回答。ここまで切れ味鋭いツッコミを披露していた阪口さんも、流石に打つ手なしといった感じ。爆笑に次ぐ爆笑の連続となったトークショーでは、会場に足を運んだファンを大いに楽しませていた。

 

イベントに参加した全員が“コイル=無限の可能性”を信じて…


イベントも後半に差し掛かる中、Blu-ray第6巻特典OVAのコメンタリー付き上映のコーナーでは、キャスト全員が思わず映像に観入ってしまい、一瞬会場が静まり返ってしまうという場面も。生コメンタリー終了後には、本日のイベントで発売されているグッズや、Blu-ray&コミックの発売情報などが紹介された。約2時間にわたって開催されたイベントは終了の時間を迎え、最後はゲスト全員がコメント。


小野さんは「今日はイベントにお越し頂き、誠にありがとうございます。『Dimension W』が大好きなファンのみなさんと一緒に、この時間を共有できたことを本当に嬉しく思っています。今回の朗読劇は、総集編というか『Dimension W』の世界をもう一度おさらいするような内容でしたし、演じる僕たちもルーティンワークにならないよう、新たに命を吹き込まなければと思い、とても緊張していました。この作品は、自分の中でこの先も続いていくような気が何となくしています。僕自身、またキョーマを演じたいですし、ミラたちにもまた会いたいという気持ちで一杯です。“コイル=無限の可能性”ですから、またみなさんに会えることを願っています。なので、これからも『Dimension W』を応援して頂けると嬉しいです」と、会場に駆けつけたファンへ感謝のメッセージを送り、夏の暑さにも負けないほど熱く盛り上がったスペシャルイベントは幕を閉じた。


<Blu-ray発売情報>
Dimension W 第6巻
2016年8月26日発売
Blu-ray特装限定版:¥7,000(税抜)

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Dimension W 公式サイト

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